浪漫飛行への誘(いざな)い

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4月8日はお釈迦様の誕生日

2017年04月08日 11時01分11秒 | 旅行
本日4月8日は、お釈迦様(ゴータマ・シッダールタ)の誕生日と謂われる。お釈迦様は、ネパールのルンビニのいうところで4月8日に生まれたとされているが、2012年にこの聖地を訪れた。

カトマンズから飛行機にて30分位でバイラワ空港まで飛び、空港からタクシーで30分位のところにある。小型機であるが、低空を飛行するため、上空からエベレストを始めとするヒマラヤの山々が綺麗に眺めることができるので、それだけでも価値がある。

仏典によれば、お釈迦様は、母親の麻耶夫人がお産のために実家へ里帰りする途中にルンビニ の花園で休んでいた時に夫人の脇の下より姿を現し誕生した。お釈迦様はこの世へ出てすぐに七歩歩いて右手で天空を指し左手で大地を指して「天上天下唯我独尊」と声を出したと謂われている。

1978年頃、お釈迦様の生誕地の周囲を聖地公園として整備する「ルンビニ釈尊生誕地聖域計画」が立案され、日本の丹下健三さんがマスタープランを作成。現在もこの計画に基づき整備が進められている。この聖地公園には日本も含め、世界各国の寺院が建てられており、世界各国お坊さんが修行している。

ルンビニは世界遺産に登録されており、お釈迦様が産湯をつかったという池や紀元前250年にマウリヤ王朝第3世の王アショーカが巡礼した時に建立された石柱が残っている。アショーカ王は、武力によってインドを支配したが、後にこれを後悔し、仏教に帰依し、お釈迦さまゆかりの聖地を巡礼し、その記念に建造したのがアショーカ王の石柱である。

旅行で仏教寺院や仏像に接する機会も多いが、お釈迦様の生誕地を立つとその感動・感慨もひとしおである。仏教の原点にたどりついた思いである。一度は訪れてみたい聖地であるといえる。2014年には、イエス・キリストが生誕地、ベツレヘムやイエスが十字架を背負って歩いた悲しみの道や十字架で処刑された教会のあるエルサレムを訪問したが、これまたキリスト教原点の地に立った時も感動ひとしおであった。イスラム教の原点を訪問することは難しいと思うが、少なくとも仏教(お釈迦様)とキリスト教(イエス・キリスト)の聖地には是非とも訪れたいし、この聖地巡礼は人生観が変わるほどのインパクトがあると思う。


写真は、産湯の池とアショーカ王の石柱
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