浪漫飛行への誘(いざな)い

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アジア大会に思う

2018年08月31日 00時32分09秒 | スポーツ
ジャカルタでのアジア大会のメダルラッシュで連日テレビに釘付けになっている。オリンピックと同じく4年に一度のアジア45カ国によるスポーツの祭典であるが、実力的には中国、日本、韓国のメダル獲得数が群を抜いている。

個人的には、陸上競技だけだが、1998年のバンコク大会と2002年のプサン大会を生で見る機会があった。やはりテレビで見るのと生で見るのとは、迫力に雲泥の差がある。日本選手の活躍は感動的なものがある。表彰式での国旗掲揚と君が代(金メダルの場合)にも胸が熱くなる。陸上では、男子マラソン、男子200m、男子4x100mリレーの金メダルが感動的であった。

バドミントンも活躍していたが、卓球はどうなっていたのか?調べてみたら、トップ選手が参加しておらず、まだメダルもないし、テレビでもほとんど取り上げられていないのは寂しい限りである。トップ選手は皆オリンピック代表権獲得のため、チェコオープンという国際大会の方にするというのだ。アジア大会軽視の姿勢は何とかしてもらいたいところである。

中国の金メダルが圧倒的に多いので、中国の国歌が耳に残り、メロディーをすぐ覚えてしまうほどである。カタール、バーレーン等中東の国々にも強い選手がたくさんいるが、アフリカから国籍変更した選手が多いので、アジア大会としては違和感がある。石油で稼いだ巨万の富でアスリートを買っているともいえる。また、旧ソ連国家であったカザフスタン、キルギス、タジキスタン等は、崩壊後ヨーロッパではなくアジアに帰属しているので、アジア大会といえども白人の選手にはこれまた若干違和感があるのは否めない。

アジアは、世界でも最も紛争の多い地域であり、まとまり感に乏しいのが現実である。せめて共通のスポーツを通じてアジアの国々がまとまってほしいものである。
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