浪漫飛行への誘(いざな)い

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卓球ジャパンで昔を思い出す

2020年06月29日 21時55分34秒 | 卓球

毎週土曜夜、BSテレ東で「卓球ジャパン」という卓球に特化した番組があり、卓球愛好家にとっては、見逃せない番組となっている。武井壮と平野早矢香が司会で、毎回、ゲストを迎え、話題となった実際の卓球ゲームを紹介し、いろいろ解説してくれる。今、コロナ問題で実際の卓球の試合が行われていないせいか、27日は、2000年の世界卓球、男子団体決勝、中国VSスウェーデンの死闘を紹介していた。圧倒的に中国が優勝すると予想されていたが、ワルドナー、パーソンの活躍でスウェーデンが逆転優勝したのである。

ワルドナーといえば、自分がドイツに住んでいた1985~1989年頃、世界で活躍していたトップ選手で、当時、ニッタク(卓球メーカー)社が主催するワルドナーの日本での講習会に協賛したことがある。航空チケット代を一部提供する代わりに、プログラムや記念Tシャツへの社名の露出をしてもらった。

ドイツでは、地元のスポーツクラブに所属し、ドイツ人仲間とブンデスリーガのはるか下のクライスリーガに参戦していた。1チーム6名で、12シングルスと3ダブルスの15試合で勝敗を競うが、試合開始は、夜8時頃、終わるのは11時すぎで、その後、飲み会が行なわれるので、相当きついスケジュールであった。クラブ仲間は、ポン友のルフトハンザのエンジニアの他に、自動車教習の先生、煙突掃除のマイスター、ダルムシュタット工科大学の学生とか普通なら知り合うことのないドイツ人と交流することができた。

また、当時、ブンデスリーガのフランクフルトチームの中国人プロとひょんなことで知り合いになり、一緒に練習する機会にも恵まれた。彼は、かって全中国チャンピオンになったこともあり、その後、日本の実業団で何年かプレイした後、ドイツのブンデスリーガにプロとして加わったとのことである。当時、日本のトップ選手がヨーロッパに遠征して来た時、仮想中国選手として練習の相手を務めていた。当時は、今と違って、21点先取だったが、練習試合で、15本のハンディをもらって、挑戦したことがあるが、一度も勝つことはできなかった。とにかく、ラケットを振るスピードが速く、ボールがどこに飛んでくるか予測できないので、返球しようにもできないのである。今では貴重な経験ができたことに感謝している。

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「男はつらいよ」は日本人のふるさと

2020年06月29日 08時35分35秒 | 映画

久し振りに、土曜の夜に全作品を放映しているBSテレ東で「男はつらいよ」を見た。27日は、第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」(昭和49年作品)で、マドンナは吉永小百合であった。寅さんは、どの作品を見ても、笑って、泣けて、楽しめるものばかりで、マドンナとの淡い関係に親近感、安心感を覚える。余談だが、映画の中で吉永小百合がミニスカートをはいているのにちょっとドキッとした。当時流行っていたのかと懐かしくなった。

約35年前、ドイツのフランクフルトに駐在していた頃、文化活動の一環として、現地の日本人を対象に、日本映画会を主催していたことがある。年2回ほどやっていたが、日曜日に現地の映画館を借り切って、日本映画を2本立で上映するのである。入場料は無料で、毎回200人位の日本人が見に来てくれていたと思う。ベルリンまで行ってベルリン在住の日本人向けに上映したこともある。

フィルムは、東京から送ってもらい、リストから選ぶことになるが、1本は必ず「男はつらいよ」シリーズ、もう1本は、「ドラえもん」等のアニメ映画であった。子供も多いので、アニメ映画も人気があったが、やはり、海外在住の日本人にとって、寅さん映画は、大変人気があり、日本人、日本文化の原点となっている。ドイツ人と結婚し海外生活が長い日本人にとっても、寅さん映画は、日本での元生活を思い出し、元気をくれる源になっている印象であった。日本中を旅している寅さんなので、ロケ地は日本全国で、映画に出てくる日本の原風景は懐かしいものばかりで、一層、日本が恋しくなるようである。

渥美清さんが亡くなってもう24年も経つ。映画に出てくる俳優さんも亡くなっている人が少なくない。時代の流れを感じるが、いつになっても寅さんの「男はつらいよ」は、我々の心のふるさとである。

男はつらいよ:  https://youtu.be/qjd-4rrX1K8
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