浪漫飛行への誘(いざな)い

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試験はトラウマ?

2022年01月16日 22時48分59秒 | 人生

 

1月15-16日と2日間にわたって大学入学共通テストが全国で実施され、約53万人が受験したようである。コロナの感染が急速に広がる中、東大で切りつけ事件が発生したり、トンガの海底火山の爆発の影響による津波が日本にも押し寄せたり、波乱含みのテスト実施であったようである。「大学共通テスト」は、従来の「大学入試センター試験」に代わって、昨年から始まり、今年は2回目ということらしいが、自分自身とは全く関係ないので、あまり関心もないが、その違いもよくわかっていない。

我々が大学を受験した頃は、共通テストのようなものはなく、各大学で一次試験、二次試験があっただけであった。年を重ねてからは、ありがたいことに試験なるものとは無縁となった。学生時代は試験が仕事のようなものだったので、やむを得ず取り組んでいたが、大学を卒業して社会人となってからは、通訳案内業の試験(ガイド試験)を一度だけ経験したが、あとは試験とは無縁という気楽な社会人生活であった。それが、何と定年を迎え、カナダの大学に語学留学した時、何十年振りにクラス決めの試験を受ける羽目となり、どぎまぎしたことを覚えている。留学中は、毎日、宿題、試験の連続であったので、ある意味では緊張状態にあったが、帰国後は、ありがたいことに、また、テストとは無縁となり、今日に至っている。

テストに向かい合う若者をみると気の毒になるが、今でもテストで問題が解けないという夢をよく見る。大体は、問題の途中で解答につまずき、手をつけられない問題について白紙の解答をたくさん残してしまうというパターンがほとんどである。まさに、時間切れというあせるばかりの悪夢である。学生時代、そういう体験の記憶はあまりないが、深層心理としてはいつもそのようなトラウマにあったようである。問題がやり終えないという悪夢の他に、授業をさぼって、まともに試験が受けられず、単位が取れないというか卒業が危ないという夢もよく見る。好きな授業には出るが、気が進まない授業はさぼりがちで、準備が十分できず試験でもまともに答ができないというあせりまくる夢で、夢が覚めてホッとすることも少なくない。よほど試験が嫌いであるということを証明しているようなものかもしれない。

試験がないと勉強しないということもあるかも知れないが、この年になってみると、試験がなければ、ストレスフリーとなり、もっといろいろ勉強するのにという思いである。今、釈迦による仏教の教えや親鸞聖人の教えを勉強したいと思っているが、試験に拘束されないのは嬉しいかぎりである。年を重ねてくると学生時代に戻りたい気持ちも沸くが、試験に追われるような生活だったらもう勘弁というのが本音である。

 

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