NHKのバラエティー番組「夢であいましょう」の主題歌を歌い、往年の歌手としても有名だった坂本スミ子さんが1月23日に84歳で亡くなった旨の報道があった。彼女は、高校卒業後、NHKの合唱団を経てラテン歌手としてデビューしたということだが、我々にとっては、やはり「夢であいましょう」が馴染み深く、その主題歌を歌っていたので、その歌声が今でも頭に残っている。「夢であいましょう」は、1961年から1966年まで続いていたが、毎週土曜の夜が楽しみであった。あれからもう60年というから光陰矢のごとしである。司会の中嶋弘子さんの上半身を右に傾けてお辞儀をする姿も印象的であったので、よく覚えている。2代目の司会は黒柳徹子さんであった。番組には当時有名であった歌手やコメディアンがこぞって出演していたので、まさに一世を風靡した番組であった。「上を向いて歩こう」とか「遠くへ行きたい」とか「おさなじみ」とか「こんにちは赤ちゃん」とか永六輔・中村八大コンビの「今月のうた」からたくさんのヒット曲が生まれた。
坂本スミ子さんもよく出演していた記憶があるが、主題歌以外の持ち歌としては、「たそがれの御堂筋」という曲が一番好きで、大学時代よく聴いていた。御堂筋の雰囲気と彼女の歌声がピタリ合っていた気がする。ご冥福をお祈りする。
「たそがれの御堂筋」 https://youtu.be/Mf2h8UCfB18
「夢であいましょう」主題歌 https://youtu.be/7Q-x6bNRTW4
「夢であいましょう」懐かしい映像 ~ 皆若い
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