浪漫飛行への誘(いざな)い

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ついに開会式、企画も想定内で長すぎ~複雑で素直に喜べない

2021年07月24日 10時03分56秒 | イベント

NHKで開会式の模様が生中継されたが、とにかく4時間は長すぎで、見ていていい加減に飽きてくる印象であった。開会式のパフォーマンスは、一部にコロナ禍の話題を盛り込んでいたが、ドローンにより地球儀の姿を空に浮かび上がらせたところとピクトグラムの演技以外には見どころがなかった。全体的には地味な演出で感動的なものはなかった。コロナの感染は拡大一方で、苦しんでいる人も多い中、会場近辺では反対のデモがあるなど複雑な思いで、開会式を見ていた。

選手・役員による入場行進は、なんとアルファベット順ではなく、あいうえお順というのには驚いたが、アメリカが後ろから3番目、フランスが後ろから2番目に行進していたのは、今後の大会国として例外扱いしたものと思うが、アメリカを後ろに持ってきたのは、最大スポンサーのNBCを意識したものと思われる。今回の参加国・地域の数は、205ヵ国のようで、入場行進を見ているといかにいろいろな国や地域があることに驚く。今までに旅行で訪問した外国・地域数は、102ヵ国で、日本を入れると103ヵ国となり、今回の参加国数の半分にあたる。世界は広いので、まだ半分ではあるが、逆に、半分も足を踏み入れているとはそれなりに価値もある。

また、個人的には、趣味レベルではあるが、卓球をやっており、規模こそ小さいが、海外でのインターライン国際卓球大会に7回も参加したことがある。また、その東京大会の組織運営に二度(1983年と1998年)ほど携わった経験がある。東京五輪でいえば、武藤事務総長のような立場であるが、1983年は約250人、1998年は約90人が参加という小規模ながら、大会組織委員会のあらゆる業務をやったので、それなりに貴重な経験を得ることができた。規模は小さくても、開閉会式の企画、エントリー、ホテル(宿泊・食事)手配、バスの手配、ウェルカム・フェアウェルパーティの企画、大会運営、観光手配、賞品の手配、大会プログラム作成、会議の実施等あらゆる業務をすべてアフターファイブでやっていたので、その大変さは想像を絶し、今思えば、よくやったものだと振り返る。組織委の仕事がいかに大変であるかは、身をもって体験しているので、当初から東京五輪には懐疑的であった。

オリンピックには行ったことはないが、世界陸上には5回ほど開会式も観戦した経験があるので、雰囲気はよくわかる。橋本、バッハ両氏の挨拶はあまりに長すぎ、興ざめであった。アスリートを立たせたままなので、コロナ禍では挨拶などは短くする配慮があってもいいと思うが、そんな雰囲気は全くなかった。特に、バッハ会長の挨拶はひどかった。夜11時を回っていたので、皆うんざりしたのではないかと思う。聖火リレーに、長嶋、王、松井氏が出てきたのは驚いたが、最終ランナーは、予想通り、大坂なおみであった。これは、誰も文句はないであろうが、長嶋氏は見ていて痛々しく演出に疑問も残った。それにしても開会式は、4時間で正直うんざりしたが、NHKが番組の延長発表をしていたので、当初の時間を大幅にオーバーしたのではないかと推察する。

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