浪漫飛行への誘(いざな)い

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「男はつらいよ」41作はウィーンが舞台 

2021年01月17日 10時29分34秒 | 映画

毎週土曜は、BSテレ東の「男はつらいよ」シリーズを楽しみにしているが、1月16日は、41作目でウィーンを舞台とした「寅次郎心の旅路」を放映していた。シリーズものでは、初の海外ロケだと思うが、公開は1989年で、当時はドイツのフランクフルトに駐在していて、このウィーンロケの話は、ウィーンに駐在していた同僚から聞いてよく知っていた。

作品を見るのは初めてであったが、ウィーンの街の様子や雰囲気が満載で懐かしい思いが甦ってきた。寅さんとウィーンとでは、どうみても合致しないイメージがあるが、あまり違和感はなかった。このウィーンロケは、当時のウィーン市長が機内で寅さんの映画を見て気に入り、強くロケを招致して実現したものという。マドンナは竹下景子さんで観光ガイドをやっている設定だったので、ウィーンの観光地もたっぷり紹介された気がする。「第三の男」のプラターや「会議は踊る」のイメージやウィーンの森、ドナウ川、モーツァルトと日本人にとってお馴染みのシーンが満載であった。

オーストリアは、ドイツ語圏で親しみがあるし、音楽の都ウィーンには4回ほど旅行したことがある。ザルツブルクも大好きだし、オーストリアはお気に入りの国の一つである。この海外ロケは、KLMオランダ航空の協賛を得たようで、飛行機やアムステルダムの露出もあった。海外ロケは、フランクフルト駐在中も何回か経験したが、女優達とも交流できるので、楽しみでもあった。日本テレビのドラマ「春の砂漠」では、名取裕子、檀ふみ、国生さゆりさん達と1988年に1週間もロケのお付き合いをしたこともある。今となっては、懐かしい思い出となっている。

寅さんシリーズも海外ロケはこの時だけだと思うので、貴重な映像である。海外に住む日本人にとって、寅さんシリーズは、日本の原点というか日本人の心のふるさととして人気が高い。何回見ても心が休まる不思議な映画である。



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