21日朝のテレビ朝日の「大下容子ワイド!スクランブル」で、池上彰さんと増田ユリヤさんが出演し、プーチンとヒトラーの類似点について詳しく解説してくれていた。アメリカの作家、マーク・トウェインの「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」という名言を引用し、今回のプーチンによるウクライナ侵攻はヒトラーによるチェコスロバキア侵攻と驚くほどそっくりだという。「同胞を守るため」という口実で、愛国心を煽って他国を侵略する手口で、2014年のクリミア侵攻と時もと全く同じやり口であった。
プーチンは、侵攻にあたって、「ウクライナ東部のロシア系住民を守るために特別軍事作戦を命じた」とした。この同胞を守るという口実で他国を侵略する手法は、かってヒトラーが、1938年にチェコスロバキア(当時)のズデーテン地方に住むドイツ系住民を保護する目的で同地域を併合し、その勢いでチェコスロバキア全体を制圧した手口と全く同じである。「民族主義・愛国主義の扇動」と「メディア支配による国民洗脳」がキーワードで、今のプーチンとヒトラーは瓜二つである。プーチンは徹底した言論統制とメディアコントロールをしているので、一般の国民は騙され続けているものと思われる。
今のロシア軍は、「Z」の文字をシンボルとして掲げているが、その文字は、どうしてもハーケンクロイツ「」のように見えるから恐ろしい。まさにロシアはナチスの復活であり、プーチンはヒトラーの再来である。ユダヤ人の大量虐殺もウクライナ人の大量虐殺も独裁者にとっては、正義の味方行為で勝手に正当化しているものと思われる。プーチンとヒトラーの類似点については、週刊文春でも深く掘り下げて大きく取り上げている。今のプーチンは核のボタンを握っているので、ヒトラーより始末が悪い。間違いなく、歴史上、ヒトラーを越える独裁者としてその名が刻まれることになろう。ロシアは昔から好きではなかったが、今回の出来事で、ますます嫌いな国となった。戦争の勝ち負けに関係なく、全世界をあげてロシアに対する制裁を強化すべきである。
文春オンライン(3/15): https://www.jiji.com/jc/bunshun?id=52684
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