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9月16日に敬老の日を迎えたが、日本の人口、1億2376万人(昨年比59万人減)のうち、65歳以上の高齢者は前年より2万人増え、過去最多の3625万人となった旨のニュースが流れた。男性は1572万人、女性は2053万人ということで、女性の長寿振りがよくわかる。総人口に占める割合も、29.3%と過去最高で世界でも一番高いというから、いかに日本には高齢者が多いことがわかる。また、高齢者の就業者は、914万人(25.2%)で、仕事に就いている人全体の13.5%を占めているというから、頑張っているともいえるが、見方によっては、仕事以外に好きなことがやれていない年寄りが多いといえる。個人的には60歳から自由人となり、それ以降だけでも43カ国もの海外旅行に出かけることができたので、大変恵まれていたと振り返る。
敬老の日といっても、高齢者が多すぎる現実からすると、あまり意味がないともいえる。今の定義では、高齢者とは、65歳以上で、75歳以上は後期高齢者と呼ばれているが、65歳を超えても約25%の人は働いているので、自由人となれるのは、70歳とか75歳以上になると考えると寂しい思いである。男性の場合、健康寿命は、72.68歳なので、ほとんど自由に遊べる期間が極めて短いことは残念なことである。敬老の日だからといって、個人的には特別な出来事はないが、祝日であることもあまり歓迎するものでもない。時代は変わりつつあるので、祝日にするのであれば、国として何か年寄りにメリットあることを考えてほしいものである。年金の支給年齢も遅らせられ、今のお年寄りは、恵まれているとは言えなくなりつつあるのは残念である。日本でも40代の首相が誕生する可能性が強く、高齢者はますます居心地が悪くなりそうな予感がする。
TBSニュース(9/16): https://www.youtube.com/watch?v=kH9uZeaxAq4
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