東京五輪組織委員会は3月1日に大会ボランティアがコロナ対策として大会時に守るべきルールをまとめたリーフレットを作成したと発表し、約8万人の大会ボランティアに対しメールで伝えたというニュースが流れた。
ボランティア全員に2枚のマスクと携帯用アルコール消毒液、体調管理ノートを配布し、ボランティアは原則としてこのマスクを着用して活動せよという。体調管理ノートは手書きというからビックリ。さらに、活動開始14日前からは、集団での会食や不要不急の外出を避け、大会に備えて毎日30分程度運動することを呼び掛けているという。
まさに、1944年の「史上最悪の作戦」と言われたインパール作戦を想起させるほどで、たった2枚のマスクと消毒液だけを持たせて命のかかったコロナとの戦いにボランティアを送り込むという信じられない対応である。うわべを飾って女性理事を増やして経費を増やす位なら、タダ働きのボランティアにもっとお金をかけるべきである。たった2枚のマスクとは、アベノマスクを連想してしまったほどお粗末な支給品である。8万人ものボランティアをタダでこき使い、まさにブラックボランティアと化しているが、よくまあ今でも辞退者がそんなに出ていないとは不思議な国である。お人好し過ぎるし、それに甘えている大会関係者のセンスを疑う。菅政権は、コロナ感染が収まらないのにオリンピックを強行しようとしているので、ボランティアからも相当犠牲者が出るのではないかと心配される。コロナ禍のもとではオリンピックは、絶対中止すべきであるが、誰が暴走を食い止めるかがポイントである。一般国民が立ち上がるべき時が来つつある気もする。第二のインパール作戦とならなければいいが。。。
一月万冊のコメント: https://youtu.be/JrdJUv9L78s
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