
今回の旅行中、モルディブに向かう際、クアラルンプール空港でセキュリティチェックを受ける列に並んで待っている時、自分の前に立っている人の横顔をちらっと見たら、どこか知人に似たような顔つき。まさかとも思ったが、ちょっと横にずれて正面の顔を見てビックリ。
マレーシア人では、現役時代、会議等でよく顔を合わせていたジェガさんというドクターが唯一の知り合いだが、セキュリティのところで、なんとその本人が偶然にも自分の前に並んでいたのである。
彼は、若い頃、陸上競技の短距離のマレーシア記録も持つほどのトップレベルのアスリートで、知り合った当時は、ドクターとして国際陸上競技連盟やオリンピックのドーピング関連業務の世界的権威の一人として活躍していた。
こちらは、モルディブに行く途中であったが、彼は、現在、国際オリンピック委員会(IOC)の医事委員会の委員長の役職にあるとのことで、今回は、その会議でジュネーブに向かうところだという。
偶然出会った瞬間は、10月17日の19時半頃。自分がクアラルンプールの空港にその時間にいて、何台もあるセキュリティの1台に並んだその一瞬の時間に、彼も出張で空港に来て、その瞬間にそのセキュリティ台で自分の前に並んでいるなんて、まずあり得ない偶然。二人がそこで出会う確率は、天文学的にあり得ない確率といえる。
自分がたまたまクアラルンプール空港にいる確率、彼が出張でクアラルンプール空港にいる確率、広い空港でそれも同じセキユリティラインに並ぶ確率、10月17日の19時半頃に数秒もずれずにそこにいる確率を考えたら、まさに天文学的数値の確率。
こっちもビックリしたが、彼もビックリした様子。搭乗時刻も迫っているので、名刺を交換し、数分立ち話をした後、お互い、それぞれ自分の搭乗ゲートに急いだ。
彼は唯一のマレーシア人の知人であり、旅行中にも噂話はしていたが、まさか、空港で自分の前に並んでいるとは。。。こんなあり得ない偶然の出会いの経験をされた方はいますか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます