浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

呪われた東京五輪

2021年03月19日 06時56分54秒 | イベント

東京五輪に絡んでまた不祥事が発覚した。東京五輪の開閉会式の企画、演出を統括する佐々木宏氏が、式典に出演する渡辺直美の容姿を豚にたとえて侮辱するという女性侮辱騒動が起こり、退任するという事態となった。

東京五輪は、賄賂で誘致し、福島原発事故はアンダーコントロ-ルと嘘をつくところから始まり、エンブレムの盗用問題、国立競技場の設計・建設問題、酷暑によるマラソン札幌移転問題、コロナによる延期問題、組織委森前会長の女性蔑視発言と次から次へと不祥事が続いていたが、またかという印象である。ここに来て、ボランティア・聖火リレー辞退者の続出、医療従事者の脆弱な支援体制、海外からの観客の締め出し、コロナ対策の莫大な追加予算と問題百出であるが、コロナ禍の中、強行した場合、感染の爆発的拡大も懸念される。呪われているとしか言いようがないので、ぎりぎりでの中止もかなりの確率で起こりうる。

莫大な費用がかかる五輪招致には当初から疑問を感じていたが、不祥事続きで、今や国民からはほとんど支持されていない。コロナ禍の中で、オリンピックなんかをやっている時ではないことは誰でもわかる。多額の追加予算は五輪ではなく、コロナ対策に投下すべきである。菅政権は、政権浮揚策として、五輪開催にこだわるスタンスも見え隠れする。

外国からの観客を排除したとしても、選手・役員・審判・IOC関係者・スポンサーゲストはじめ数万人単位で海外から来日、国内でも民族大移動が起こることになり、深刻なコロナ感染拡大が懸念される。特に、多数の感染者・死亡者を出している国からは選手といえども正直言って来てほしくない。菅首相は、自分の政権維持のためにも、最後まで強行にこだわるものと思われが、まさに首相そのものがガンとなりそうである。1日も早く五輪の中止を宣言して、我々を安心させてほしいものである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 健康ポイントプログラムで500... | トップ | 昭和歌謡ベストテンDX~僕ら... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イベント」カテゴリの最新記事