浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールが開業して9月17日で60周年を迎え、羽田空港の駅では15日、記念列車の出発式が行われ、沿線の学生によるファンファーレの演奏や駅長の合図を受け出発したという。記念列車には、クリーム色に濃淡のブルーという開業当時のカラーが再現され、モノレールのMをイメージしたかつてのロゴマークも復活し、車内には開業から60年の歴史を振り返る写真が展示されていたというが、残念ながら、その記念イベントのことは事前に知らず、事後のニュースで初めて知った。記念の乗車券も発売されたようである。モノレールは、羽田空港へのアクセス路線として東京オリンピック開幕に向けた1964年9月17日に開業し、これまで22億人以上を輸送してきたという。モノレール開業60年というが、世界に目を向ければその倍の開業120年を超えるモノレールが存在する。それが1901年、ドイツ・ヴッパータールに開業した「空中鉄道」で、一度乗ったこともある。
東京モノレールといえば、羽田空港が沖合に展開された1993年9月27日に浜松町発の一番列車に羽田駅(今の天空橋駅)から羽田空港駅まで乗車し、到着後、駅の自動販売機(10台あり)の内、5台から5枚の一番切符をゲットしたことを懐かしく思い出す。通常、新駅ができると、自動券売機で0001という一番切符を手に入れようとするマニアが徹夜して列を作るということがよくあるが、その時は、空港内にうまく入れなかったと見え、到着客が初めて切符を買うことができたようである。一番切符は人にあげたりしたため、手元には2枚しか残っていない、また、2004年12月1日に羽田空港第2ビル駅がオープンした時及び2010年10月21日に羽田空港国際線ビル駅がオープンした時、ともに徹夜して列に並び、ともに一番切符をゲットすることができたことも懐かしい思い出である。今となっては徹夜で外に並ぶということ自体、体力的にももはやできないが、よく頑張って手に入れることができたものと回顧する。
日テレニュース(9/16): https://www.youtube.com/watch?v=vOq67aRt77o