浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

エルサレム旧市街(世界遺産)の散策

2014年04月04日 01時25分40秒 | 旅行
今日3月31日は、丸一日、世界遺産となっているエルサレム旧市街を歩いて見て回った。
朝8時半頃から行動を開始し、夕方17時頃まで一日中歩き通しであったので、万歩計の数値は、33000歩を越えた。

地球の歩き方の本を片手にキリスト教地区から始め、シオンの丘にあるダビデ王の墓、最後の晩餐の部屋、マリア永眠教会、イエスが投獄されていた鶏鳴教会、オリーブ山にあるイエスが昇天した昇天教会、主の祈りの教会、主の泣かれた教会、イエスが祈り、捕えられたゲッセマネの園、マリア昇天の場所と謂われるマリアの墓の教会を見て回った後、イエスが十字架を背負って歩いた悲しみの道であるヴィア・ドロローサを最終地点の聖墳墓教会までイエスをイメージしながら歩き通した。

聖墳墓教会はキリスト教最大の巡礼地で、イエスの十字架が建てられた所、十字架から降ろされた畳ほどの大理石版、イエスのお墓等があり、いつも礼拝者で溢れかえっている。イエスの墓はいつ行っても長蛇の列ができていたが、思い切って45分ほど並んで見ることができた。

実際にイエスとマリアに関連するスポットを次から次へと見て回ると歴史をタイムスリップしたような不思議な気分になる。今までに教会やイエスにまつわるものはいろいろ見てきたが、エルサレムはまさに本場なので感動が全く違うのである。

キリスト教地区の後は、ユダヤ民族の心の故郷である「嘆きの壁」に足を運んだ。テレビでは何回か見たことがあったが、ついに本物に出会うことができ、感動ものである。男性と女性の祈りの場所が分けられているが、最初あまり意識がなく、女性の方に間違って入ってしまったが、誰からも注意はなく、危なく女性の方の壁に行くところであった。

嘆きの壁の後は、ユダヤ人地区にあるカルド(世界最古の繁華街)や4つのシナゴーグを見学したが、この地区にはいろいろな遺跡が多数残っているようで、あちこちで遺跡が掘り返されている。

最後の締めくくりは、ホテルの目の前にある「ダビデの塔」を見学
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全ヨーロッパ52か国制覇達成-イスラエルが95か国目

2014年04月04日 01時21分27秒 | 旅行
3月30日に、トルコ航空を利用し、イスタンブール経由でイスラエルのエルサレムに入国した。ヨーロッパでは唯一行ったことがない国がイスラエルだったので、これでヨーロッパ*52の国と地域の完全制覇を達成した。世界全体では、イスラエルが95番目の訪問国となり、100か国達成までのマジックが5となった。

イスタンブールの乗継で予定より1便早い飛行機に間に合ったので、テルアビブ空港に早朝に着き、そこからシェルート(乗合タクシー)で約50分でヤッフォ門に到着。ホテルは、ヤッフォ門にあるニュー・インペリアルという100年以上前から営業しているという老舗のホテルでドイツ皇帝のヴェルヘルム2世も宿泊したそうである。

また、セルマ・ラーゲルレーヴというスウェーデンの女性作家(『ニルスのふしぎな旅』の作者で、ノーベル文学賞を受賞)が1900年にこのホテルに宿泊したということで、スウェーデンからの観光客は必ずホテルに見学に来るそうである。彼女はスウェーデンでは超有名人のようで現行の20スウェーデン・クローナ紙幣に肖像画が描かれているとのこと。チェックインの時に、ホテルに観光客の団体が入って来たので、フロントに訊いたら、スウェーデンからの観光客で事実関係がわかったのである。

そんな由緒あるホテルであることは全く知らずに、ロケーションと値段(1シングル朝食付で70ドル)から選んで予約したものであるが、3星クラスではあるが、建物や内装も雰囲気があるので、このホテルにして正解であったかもしれない。

ホテルに早く着きすぎて、チェックインは1時以降になると言われたため、レセプションでもらったパンフレットにあった約2時間のフリーのウォーキングツアーに入った。ホテルのすぐそばから出発する英語による無料のガイドツアーで、オリエンテーションとしてはうってつけでチェックインまでの時間を有効に使うことができた。1日に3回もやっているとのことで、どうして無料なのかよくわからないが、ガイドはチップだけが収入なのかちょっと心配にもなった。

明日は、旧市街を1日中歩き回って、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の原点を少しでも勉強したい。イエスが十字架を背負って歩いた道やイエスの墓からユダヤ人の聖地である嘆きの壁まで、とにかく魅力あるスポットが目白押しなので、大変楽しみである。

*52とは、国際陸連加盟の国・地域(50)にバチカン市国と北キプロスを加えたものを採用
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