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鎌倉梅紀行 終 ぼたもち寺

2006年03月02日 23時59分10秒 | 鎌倉・湘南
2月25日。
一番の見頃だったのは、このぼたもち寺の梅。
ぼたもち寺は正式には常栄寺といいます。文永8(1271)年9月、日蓮上人が龍の口法難にあって刑場に引かれて行く時、ここに住んでいた桟敷尼がぼたもちを差し上げようと思い作り始めたが、間に合わず、ありあわせの赤飯にごま塩をつけてにぎり飯を作ってなべぶたに載せて、それを捧げたことに由来します。


かつて源頼朝はこの地の山上に由比ガ浜における鶴の放鳥を眺望するために桟敷を設けたところで、その山麓に住んでいた尼さんは桟敷尼と呼ばれたといいます。この尼さんは初の皇族将軍として11歳の時、鎌倉に下ってきた宗尊親王(鎌倉幕府第6代将軍、歌人として有名)の近臣、印東次郎左衛門尉祐信の妻、理緑尼さんだそうです。創建は慶長11(1608)年、比企谷・池上両山十四世自証院日詔上人が一宇を建立しました。常栄寺という名は、前述の桟敷尼の法名妙常日栄から名づけられたとのこと。


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[住所]鎌倉市大町1-12-11
[電話]0467-22-4570 
境内自由
[アクセス]JR鎌倉駅東口から徒歩13分


コメント (4)
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