ちょっとした幸せ♪

ちょっとした幸せをいっぱい感じたら、それが幸せ!!

妙心寺 法堂

2006年03月19日 19時08分21秒 | 京都・奈良
拝観時間ギリギリ1時間で3つの塔頭をまわった後、せっかくなので広い妙心寺境内をほんのちょっとだけ歩いてみました。

臨済宗妙心寺の本山。山号を「正法山]という。開創は建武4年(1337)、花園法皇が自らの離宮を禅刹に改め、関山慧玄(無相大師)を開山として迎えたのが始まり。その後、足利義満の圧迫や応仁の乱などで一時中絶するが、細川勝元の支援を受けて復興。次々と名僧を輩出したため、武士相が帰依し大いに隆盛した。現在も、広大な山内に46の塔頭寺院が点在する。~妙心寺パンフレットより~



法堂(はっとう)は、開山300年遠諱を記念して承応4年(1655)から明暦3年(1657)にかけて建造されました。山内の建築物の中では最も大きなお堂です。堂内には禅宗様式の須彌壇(しゅみだん)及び鏡天井には狩野探幽筆の雲龍図があります。

妙心寺の伽藍配置は、近世における禅宗伽藍の典型で全国随一と言われます。時間があればこちらも拝観させていただきたかったんですけどね~



46の塔頭のうち通年公開されているのは、退蔵院・桂春院・大心院・龍安寺
平成18年非公開文化財特別公開:隣華院春光院大通院(当ブログ記事より)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺 大通院

2006年03月16日 07時15分08秒 | 京都・奈良
大通院は山内一豊の法名です。大河ドラマ“功名が辻”を見ているので、なかなか興味深く拝見しました。

山内一豊とその妻千代の間には娘がおりましたが、6歳の時、はからずも亡くなってしまったそうです。その時、悲しむ夫妻の前に門に捨て子がありました。それがこの塔頭に夫妻の御廟を建てた湘南国師だそうです。我が子同然に可愛がっていましたが血統がつながっていないため、家来に反対され家督は継がず南化玄興の弟子としたそうです。仲のよい両親の為に建てたお墓は夫妻ともに同じ大きさかつ並んでいて、殿様第一の世の中で大変珍しいものです。本当に仲が良かったんだなーと分かります。他に家臣のお墓もあり山内家の菩提寺です。



満月蝋梅

千代は本当に夫の功名のために尽くした人で、生活費を切り詰めるために桝の底をまな板にしたり、布を接ぎ合わせてパッチワークのような着物を着たり。このパッチワーク着物から“千代紙”という名のモチーフになったのだとか。このようにして一人でも多くの家臣を養い、功名をたてる種を増やすことに努めたそうです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大寒桜満開へ!

2006年03月15日 07時06分18秒 | 季節を楽しむ・歳時記
先日ご紹介した大寒桜がまもなく満開、といいくらい咲いていました。関東、春の陽気が復活とのことなので、きっと今日は満開になることでしょう♪
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺 春光院

2006年03月14日 07時27分27秒 | 京都・奈良
こちらも撮影禁止の為、今回はパンフレットを写してみました。
天正18(1590)年の創建。開祖は猷山景嘉。豊臣秀吉の家臣、堀尾吉晴が長子金助忠氏の菩提を弔うため建立した堀尾家の菩提寺。大書院は淀城の寝所を移築した。


みどころはまず方丈。パンフレットの写真がそうです。隣華院の襖絵も手掛けた「月と雁図」「琴棋書画図」などが色鮮やかに描かれています。“京の冬の旅”のパンフレット表紙もこちらのものです。

そして方丈前庭「さざれ石の庭」伊勢神宮を抽象的に構成したものとされるが、お社、外宮・内宮の森を配し、ミニ伊勢参拝ができるようなお庭です。西庭も凝っていて「常盤の庭」といわれます。鶴亀がいるのですが、岩でできた亀はなんとなくわかるけど…鶴は雪見灯籠を見立てているそうです。うーん分からない!けれども読み解きながらお庭を拝見するのは楽しい♪

そのほかキリスト教伝来初期の貴重な遺産である南蛮寺の鐘(重文)などがあります。鐘に刻まれた文字などから日本で作られたものではないことが分かります。

このように春光院は仏教・神道・キリスト教と複数の宗教が同時に存在するみどころ多いところでした。

急ぎ足で次は、大通院へ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺 隣華院

2006年03月12日 23時59分33秒 | 京都・奈良


私が京都を訪れてから早1ヶ月。京の冬の旅・非公開文化財特別公開ももうすぐ終わろうとしています(3/19まで)。妙心寺へ入ったのは15時頃。午後16時の受付終了までに1時間しかありませんでした。その1時間で塔頭3つ!!意地で回りました拝観が終わった後に撮ったので門が閉ざされています

妙心寺・隣華院は、豊臣秀吉が柴田勝家を破った賤ヶ岳の戦いで活躍した七本槍のひとり、脇坂安治が慶長4年(1599)南化玄興を開山として創建。


方丈前庭。苔の中央にある石はご本尊の目の前に座禅をする石だとか。撮影が許されているのはお庭のみ。

みどころは、長谷川等伯61歳の作といわれる方丈襖絵「水墨山水図」四季折々の風景が描かれ、人が7人描かれているが、仏間に背を向けている人はおらず、等伯の信仰の深さを表しているとの事。もうひとつは、京狩野派として活躍した江戸後期の絵師、狩野永岳の筆による「四季花鳥図」「紅葉図」がある。楓は絵の具に金が混ぜてあり角度によって光って見える、豪華なもの。お見せすることができないのが残念。よろしければ、“そうだ京都、行こう”の写真だよりで等伯の「水墨山水図」を見てください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔵の街

2006年03月12日 17時23分10秒 | 
こんにちは。
最近バタバタしておりましたが、金・土と旅行に行くために頑張っておりました。行き先は会津。またあらためてゆっくりご紹介致します♪
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸時代にタイムトリップ

2006年03月10日 23時24分13秒 | 
今日はこんなところにいました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクラ!2

2006年03月08日 22時19分29秒 | 季節を楽しむ・歳時記
こちらは寒緋桜でしょうか。
大寒桜の1分咲きに比べ、4~6分咲きといったところ。
確実に季節は春にむかっていますね☆
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクラ!

2006年03月08日 22時18分12秒 | 季節を楽しむ・歳時記
今日は天気がよく、暖かだった関東。
桜の蕾もずいぶんふくらんだなぁ‥ん?咲いてる!?
開花宣言ってまだまだだいぶ先だよね!?
ソメイヨシノに似たそれは、よく見ると“大寒桜”の札が。
満開はさぞ見事でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東寺塔頭 観智院

2006年03月07日 23時59分51秒 | 京都・奈良
観智院は東寺一山の勧学院で、所蔵する密教聖教の量と質では我が国最高といわれる。
客殿前の庭園を「五大の庭」という。弘法大師が唐から無事に帰国する姿を表現しているもの。水の輪の中にいるのが弘法大師が乗った遣唐使船。

海を表しているだけに砂利が青く見えます。


手前から遣唐船を守護する「竜神」・「神亀」・「鯱(しゃち)」を表現している。奥の日本国を表す築山の五個の石は、五大虚空蔵菩薩像を表す。背後に唐の長安・越州を表した築山がある。


四方正面の庭

東寺は五重塔を見に北だけなのですが、特別拝観できるという言葉につられて行ってしまいました。しかし、気持ちのよい庭、室内を見ることができて行ってよかったです。

ほかの見所
みどころ1  宮本武蔵の障壁画、「鷲の図」と「竹林の図」
みどころ2  唐からの請来の仏像・重文、五大虚空蔵菩薩坐像
みどころ3  室町期からの茶室、「楓泉観」
みどころ4  浜田泰介画伯の「四季の図」襖絵











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする