ヤナギ科 バッコヤナギ
北の方へ足を延ばして今シーズンの春の様子を伺ってきました。目についたのは柔らかな薄いクリーム色の塊を付けた樹木です。
近寄って確認するとバッコヤナギ別名ヤマヤナギの花でした。ネコヤナギとはちょっと違う雰囲気で良い感じです。
フサザクラ科 フサザクラ
次に目についたのがこれです。花と言うには派手さが無いのですが早春の山の風物詩でしょうね。花びらの無いシベだけの花を咲かせているフサザクラです。今ご覧になっているのはオシベの塊です。
クローズアップするとこんな花です。かなり初期の形態を今に残しているのでしょうね。カツラのきもシベだけで花を咲かせています。
オシベの塊の元に雌蕊が有るのですがこの状態では見ることが出来ません・・・
床屋じゃないですが8:2分けにしてみました。これなら生え際が見えるのでは?細かい乳白色の粒粒が確認できますか?
これがメシベです。かなり原始的な生態を残している面白い樹木です。
カバノキ科 ツノハシバミ
歩いていると雄花序の垂れ下がっている樹木が有りました。何だこれは??もしかして・・・
探すと雌花も有ります。これはツノハシバミだ・・・驚きでした。今までここへは来ているのですがツノハシバミが有るとは全然気が付きませんでした。
日本のヘーゼルナッツと言われているくらい美味しい実が出来ます。沢山実がならないのが難点ですが、美味しい実です。以前には実の画像も持っていたのですが数年前に飛んでしまって実の画像は有りません。今シーズンは何とか写したいと思っている所です。