文春文庫35周年に山田詠美、桐野夏生、石田衣良、沢田耕太郎各氏の
愛読書、おすすめの作品のシリーズ刊行版。
さすがにお勧めだけ、あって、どれも読みごたえがあった。
山本周五郎の「大炊介始末」は、重い作品だった。
星新一の「おーい でてこーい」は、寒さにふるえた。
江戸川乱歩の「防空壕」は、戦時下の日本の風景をみているかのようだった。
「小説はおもしろさをなによりも大切にしなければいけない」と断言する石田衣良各氏
が選んだという14編。
「おもしろい」と思えたものより、重いと感じた作品が多かった。
心に残る物語 日本文学秀作選 危険なマッチ箱
石田衣良 編
文春文庫
愛読書、おすすめの作品のシリーズ刊行版。
さすがにお勧めだけ、あって、どれも読みごたえがあった。
山本周五郎の「大炊介始末」は、重い作品だった。
星新一の「おーい でてこーい」は、寒さにふるえた。
江戸川乱歩の「防空壕」は、戦時下の日本の風景をみているかのようだった。
「小説はおもしろさをなによりも大切にしなければいけない」と断言する石田衣良各氏
が選んだという14編。
「おもしろい」と思えたものより、重いと感じた作品が多かった。
心に残る物語 日本文学秀作選 危険なマッチ箱
石田衣良 編
文春文庫