「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」に行った。
計画停電の影響で
開場時間は午後4時まで。
入場時間は午後3時半までだった。
会場に入ると、思ったより人がいた。
皆、熱心に見入っている。
レンブラントの明暗表現における版画と絵画がおよそ110点。
レンブラントの特徴的な絵画と素描がおよそ15点。
描かれている絵画の人物が光を浴びているのはスポットライトにてらされているかのよう。
人物の瞳の光は、生きているかのような生気さえ感じらた。
以前に観賞した時も、物体の光が反射しているかのように見えるのが不思議だった。
版画の場合は紙の質によって、また黒白の濃淡の違いによって、まるで、違う絵のように
見える。
ただ、女性の人物画の顔は、目の輝きも動き出すのではないかと思えるほどに魅了されたが、首から上の部分と、身体の下部分が一つに見えなかった。
顔だけが、別の画に見えてしまって困った。
観光地にある顔の部分だけくりぬかれている絵から、観光客が顔を出しているかのように
見えてしまったのは、何故なのかが気になった。