被災者への支援の内容が、復興への足がかりとなるような事が増えてきて、余震の続く不安のなかでも、春の訪れのように、少しずつ動き出している。
明るい話題もあるけれど、暗い話題も多い。
老舗の店舗は対象外とか、夏の計画停電に向けてのサマータイムの導入とか、
倒産、廃業の話題もある。
消費税を3%増税するとかの、話題も出てきているし、電気代の値上げという話も
浮上している。
消費税や電気代の負担アップは、景気の落ち込みと、今回の大地震、いつまで続くか
見通しがたたない原発事故の収束。
避難している人たちの安住の住まいは、いつになるのか。
山積している、暗い話題にさらに輪をかける。
募金箱が盗まれるという話題も聞かれる。
被災地の人特に、被害を被っている人たちにとっても、いい話題は少ないけれど、
復興を担い、援助しようとする人たちへも足元をさらうかのような、話題は、まあ、苦しみも
分かち合おうと言う観点からいえば、納得する話ではある。
電気代の値上げは、電力会社は、賠償金を払うための財源のために基金をと言っているわけで、足りないから何でも値上げという図式には納得できかねる。
サマータイムについては、かつて、導入してものの、すぐ行き詰まったことを考えれば安易としか言えない。
日本の労働者の実情に合わない。
出勤時間を早くしても、帰宅時間は少し早まるかもしれないが、労働時間の長いのがいい労働者、労働時間が長くないと、生活費に困るという賃金体系、労働時間が200時間をなかなか減らせない、勤務の体系が変わらなければ、多少の電力は減るだろうけれど、失業者の多い今の時期。労働時間はそれほど減らないと思う。
長時間労働が当たり前の日本の労働環境にサマータイムは効果なし、弊害の方が多きいだろう。