某スタッフの定例会があった。
しばらくぶりの人もあり、話題は、地震のこと、配偶者の病気のこと。
先日、亡くなったメンバーのこと。
放射能の話題も当然、あった。
小さい子を持つ、母親から、「ほうれん草が危ないなら他の野菜も危ないでしょ」
と当然のように話題が出て、一堂唖然。
小さい子を持つ母親は一人だけで、他の者は皆年配者ばかり。
孫の世話で、という人の方が多かった。
世代の違いで、放射能への感じ方も違うのが、歴然となった。
若い母親向けの放射能についての講習会を是非との案も出て、講師を誰にするか、
心当たりの団体にチョイスしてみることに。
放射能は、目に見えないし。
危険なものには間違いないのだが、むやみに怖がる必要はない。
原発の30KM未満の人には、避難の勧告などが出ていたり、野菜の一部には、
摂取を控えて方が良いとか、出荷制限とかが出たために、風評や、過剰反応が問題に
なっている。
生産地と、消費者の距離が遠くなっていることの弊害の一つかもしれない。
魚でも切り身しか見ない人には頭があって尻尾のある魚を思いつかない人も。
野菜だって、ととえば、サツマイモやジャガイモが地面の下にあるのを知らない人も。
キャベツやレタスだって、刻まれて袋に入っているのが最近増えている。
このままだと、キャベツやレタスは3cmくらいの四角いものと皆が思うようになるかも。
そういえば、20代後半と思しき人でもキャベツとレタスの区別ができないという人がいた。
分離は、とっても、いいことだと思っているが、分離が広がりすぎるのは、問題かもしれない。
便利に走る過ぎることへの警告か。