ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

CMの言葉

2011-04-18 13:51:38 | 日記

「あいさつの魔法」というCMがあるそうな。

お母さん層に人気だとか。

ところが、避難所生活を送っている人には、辛いCMになっているらしい。

歌が流れると、テレビを切ってしまうとか。

最近、被災者を励ますつもりのCMなどが流れている。

「ともだち」とか「頑張ろう」の言葉が良く出てくる。

「頑張ろうと言わないで」との言葉を最近webニュースか、何かで目にした。

「私たちは、頑張っているんです。これ以上頑張ってと言わないで!」との言葉

がすとんと落ちた。

よく、病人とか、災難にあった人に、何気なく使われているような気がする。

この悲痛な叫びを知って、気にして、いると、励まそうと思う人は、きっと、この言葉を

使っているようだ。

先日、合唱仲間のMLで、「お願い」とのメールが送られてきた。

以下引用文――――――――――――――――――――――――――――――

○○の皆さん

○○さんのご両親が福島で被災されてますが、行ってみると東京で想像しているものとは全然違うようです

1ヶ月一生懸命片付けて、今日水道が来ると言うときに昨日の大きな地震(福島は本震より大きかったみたい)でまた元にもどり、落胆は大きいようです

復興は長丁場になりますね 持続的な応援が必要かと思います

団長も我々想像以上の状況にあると思います

応援、支援のお気持ち○○メールなどでお伝え下さればと思います

よろしくお願いいたします

引用以上――――――――――――――――――――――――――――――

この文章を読んで、「頑張って」などと書く人がいないことを、念じた。

幸い1週間ほどたつが、懸念したメールの発信はない。

知人はなんとか励まそうと、考える。

当事者にとって言われたら辛い言葉。聞きたくない言葉。傷つく言葉があるだろう。

言葉をかける人は、慰めの言葉をかけたいと思うなら、禁句を考慮して欲しい。

テレビのCMは、様々な人が聞いているわけなので、すべてに配慮するのは、難しいと

しても、出来るだけの配慮は必要だろう。

安易な失言を繰り返す、議員とか、はいるけれど、痛みを、感じ、配慮できる社会人になって欲しい。