法人解散の第2段。
登記が無事完了。
今日は、謄本を税務署と市役所と、都税事務所に解散届と一緒に提出。
下車駅は、4つ。
最後に都税事務所を後にしたのは12時10分頃。
役所って、今は休憩時間て閉まらないのです。
にこやかな職員が、さっと対応してくれて、待ち時間はほとんどなし。
10分くらい待たされたのが登記所での謄本の発行。
あとは移動時間の方がたくさんかかっただけ。
NPOは無料で設立することができると、甘いことを言われる。
確かに資本金とかはゼロで登記はできる。
しかし、設立に対しての書類の提出。
窓口への交通費。登記は無料だけれど、謄本の発行を依頼すると、一通700円。
都に返信封筒混みで郵送だと220円。
定款のコピーを何十枚したことか。
設立後に、市役所からは固定資産税の書類が来る。
税務署へ源泉税の支払いがなくても「ない」の届けはしなければならない。
都と市役所への減免の申請も必要。
年度が終われば、事業報告や収支や財産の書類も出さなくてはならない。
年間予算が50万以内というのが、ほとんどと言われているNPOで、法人を取る
必要性がある団体は、3割くらいではないだろうか。
今、3万団体があるということだが、ボランティア程度の団体ならば、任意団体の方が
いいのではないかと思う。
法人税は、都は2万円。市は5万円かかる。
資金難と人材不足に苦しむ団体は、任意団体で活動しているほうが良いのではないかと思う。
設立の時に、どうすれば、設立できるかという話ばかり強調されていて運営の、ネックや、
運営の注意事項や留意点は、ほとんど、知らされていない。
解散に9万円かかるなんていうのも、寝耳に水。
NPOの大多数の実態をおよそ、知らない。というか、気にしていない法律のように思う。
知らずに飛び込む方も甘いと言われてしまえばそれまでだけれど。