正月に門松やおもちを用意し、クリスマスににケーキとシャンパンを
用意していたことがある。
最近は、経済的、家庭生活の変化などで、この2年ほどは、日常と変わらない生活
にしている。
訃報があると、お通夜や葬式の日取りの知らせもくる。
故人との生前からのお付き合いに応じて、対応することになる。
告別式は、ほとんど仏式。
今までに神式は2回ほど。
最近、は招待の話もほとんどないが、結婚式の場合はほとんど、結婚式場での神前
か、ホテルとかのキリスト教式。
以前は、天台宗のお寺に墓地の永代使用の契約をしていて、正月や、4月8日などにお布施や、会費を納めていたことがある。
今は、脱会しているが、
一般的な日本人としてよりは宗教にさらに縁のない生活をしている。
キリスト教に関しては、ほとんど知らない。
宗教曲を歌うが多いので、最近は、少し学んでみているが、分からないことばかり。
だいたい、宗教には、疎い方だが、敬遠したい気持ちが強い。
神道での巫女は処女だとか、
キリスト教での、差別観。
仏教を始めとする死者不浄思想。
などが、宗教から遠ざかる要因のひとつになっている。
仏教の輪廻転生。キリスト教の天国と地獄。
そういったところに見られるという思想に違いは、興味深いものだった。
自分の思考のなかに、日本人的感覚が色濃いことを認識したが、宗教に拠り所を
求めることは、まだ当分ないという感想を持った。
日本人はなぜキリスト教を避けるのか
勝本正實 著
いのちのことば社