水俣病の公式確認から55年たったそうな。
熊本県水俣市で水俣病犠牲者慰霊式が開かれたという。
患者代表として祈りの言葉を述べた水俣市の緒方正実さん(53)は、東京電力福島第一原発の事故にふれ、「水俣病発生当時を思い出し、胸が張り裂ける思いだった。経済を優先して世界に類をみない公害を起こしてしまった水俣病の教訓が生かされたか、疑問に思う」と語ったそうな。
行政の隠そうとする姿勢。過小評価する体質は、55年たっても変わっていない。
事故が起きた時の、対応は早くなったようには思うが、推進派の思惑は、たいてい、第一線に深くかかわっていることが多い。
かならず情報が操作される。
情報を報道する、メディアも、視聴者受けするように、操作するから、現実からさらに遠ざかる
結果になりやすい。
本を読むときは、行間を読めという。
音楽を演奏するときは、曲の背景、作曲者の意図、などを知ることが重要だという。
ニュースについても、流れてくる情報を、自己解釈する時に、背景や、裏側を気にしながら
判断をする必要があるだろう。