2億円をかけて、作った防災用ロボットが、がれきの落ちているところはを走れず、
1999年の東海村の事故をきっかけに作られながら今回の原発事故では、投入されながら
利用されずにアメリカから無償(ということになっているが)提供されたロボットのほうが、
性能もよく、活躍してくれたとか。
なんとも腹立たしい。
画像をみると、キャタピラもついているようなのに、見てくればかりのおもちゃだったのか。
公共機関や、行政では委託や、補助と称して様々な金が流れる。
実際に、委託を受けて、行った事業を間近に知っているし、携わったこともある。
100万ほどの事業だったが、見積もりを出したり、組織の、登記簿謄本を提出したり、
始めて袋閉じの契約書を作ったり、中間報告書を何種類か提出もした。
事業が終わって、最終報告書を提出。
やっと、100万弱のお金が口座に振り込まれた。
その間、人件費やら、書類の作成に伴う労力、謄本の取り寄せや市役所への交通費
すべて自前。
短期借入金として、手持ちのお金を回転資金に回してしのいだ。
手持ちの資金が無ければ委託を受けることもできないし、間、間での報告書などの作成も
プロがいるわけではないので、大変だった。
そうして、やっと委託事業を無事終了させたことを思うと、役に立たない代物に2億もかけた事業が、何故行えるのか、不思議だ。
もう、昨年のことになった、事業仕訳で、億や何千万のお金が今まで、疑問も持たれずに流れていたことも、信じられない。
「人の物を盗めば泥棒だが、天下を盗れば英雄」
と偉人の言葉があったと記憶しているが、これにも通じているかも。