「メロディを浮き立たせる」
音程を上げる。音程を下げる。音程を上下運動させる。
「オペラのアリアを瀕死の主人公が絶望の歌を弱い声で歌う」
伴奏の音量が大きくなりすぎないように「消しゴム」をかける。
*そして歌手は伴奏より少し低い音程で歌うと、弱い声であっても伴奏に埋もれない。
「聴こえない音を振る」「言葉に命をふきこむ仕事」「方耳だけで聴く音楽?」
目からうろこのような、新たな知識を得た。
指揮者ではないので、雑学の部類にはなるが。
『「総合力」のリーダーシップ』
コンサートホールはよく響きのよさを言われる。
「ホールという楽器を一杯に響かせる」によると、ホールを生かすのも指揮者の力
ということがわかる。
指揮者ってものすごい存在だということがよくわかった。
指揮者の仕事術
伊東乾
光文社新書