5月11日は、魔の11日かと思える、アクシデントがあった。
3月は、震度5強を初めて体験。
4月も震度5弱を体験。
5月は、久しぶりの合唱団の練習日だった。
地震の余波、もろもろの事情で、しばらく練習にこれなった人。
休団中の人など、久しぶりの顔に言葉が交わされ、和やかな練習が始まった。
3人の見学者もあり、久しぶりの「晩祷」の練習に熱がこもった。
あっというまの2時間が過ぎた。
ここまでは、懐かしさと久しぶりの「晩祷」に余韻を楽しんでいたまでは、まあ、いつものこと。
練習が終わり、さあ散会。駅までぞろぞろと向かうという段になって、「地下鉄東西線が止まっている」との情報。
駅から、少し離れている練習場は、最寄駅もちょっと離れている。
「どこへ行ったらいいの?」と、皆不安げになった。
「高田馬場」か「西早稲田」へという声に二手に分かれて出発。
表通りに出ると、駅に向かう群衆に遭遇。
一緒に混ざっててくてくと歩いた。
3月11日の新宿駅に向かった時のことがすぐ思い出された。
「あの時は、どうやって帰ったの?」「何してた?」と話題に花が咲いた。
途中の東西線の「高田馬場」駅まで来たところで、何人か出入りしているので、階段を下りて改札口に向かった。
「もうすぐ、走ります」との駅員の声に、改札口をはいって行く人。
「中に入ったけどJRにする」と入場のキャンセルを希望する人が交錯。
「もうすぐ、運転再開ですが、JRのほうがいいですよ」との駅員の進めもあって、JRの「高田馬場」駅に向かうことにして、4人になった、合唱仲間と、また歩き出す。
ほどなくJRの「高田馬場」駅に到着。
改札を入ろうとすると「東西線が運転を再開しました」とのアナウンス。
やれやれと、わざわざ戻る必要はなしとそのまま、改札から入場した。
電車は比較的すいていて、本数もたくさんあって楽に乗車。
新宿まで行って、いつものように中央線に。
家に着いたのは、22時半頃。それほどの、影響はなかった。
WEBニュースをみると、東西線は練習場に行く、駅に着いて改札を出たあたりで止まったらしい。
練習の間中、運転見合わせ。
練習終わってしばらくして再開という話だったようだ。
時間だけをみればちょっとだけの影響だったけれど、印象に残りそうな連続11日のアクシデントの記憶。