『九州大学が入試「女性枠」を撤回 「差別」批判受けて』
『JR大阪駅、古い屋根外せず 新装大屋根、雨吹き込む』
というお粗末なニュースがあった。
どちらも、識者や専門家がしっかりいるはずなのに、何故、こんな事態になるのか。
物事を行う時に、あれこれ、調べて、識者と相談を重ね、結論を出すのではないのか。
NPO法人を解散することになって、ネットで法務局やら、サポートセンターやらでさんざん調べた。
どういう手続きが必要か。
法律上は?
順番も大きいので、順を間違わないように何回も検証を重ねた。
法務事務所と契約はしていないし、顧問に詳しい人がいるわけではない。
専門家の法律事務所に依頼すると、手数料だけで、10万円程かかるらしかったので、自助努力が必要だった。
3回の解散公告の掲載を終え、満了の日を待って、次の手続きに入るというところまで来ているが、やり直しはできない。
駄目でしたということも、撤回するということもできないことなので、慎重に事を運んだ。
先の2件だって、出した手をひょいとひっこめるようには、出来ないことだろうに、なんでこういう事態になるのだろうか。
最終決定は、一人だけなんだということが分かった。
最終決定できる人物が、その案件について、どれだけ客観的に判断できるかの問題になることなのかもしれない。
危機管理にも言えることだけれど、最終決定は、慎重さも必要。
大きなプロジェクトならなおさら。
それをきちんと踏まえて進めないと、大きな問題となろう。
無駄金もどれだけ、供出されたかは、知るすべもないけれど、もっと最終的な判断をする人には、そのあたりも、考えてもらいたいものだ。
ちょっと安易では?という気がする。