幼稚園児が、津波の犠牲になったのは、園のマニュアル無視の対応に原因があったと
して遺族が提訴したそうな。
一方、餓死した6歳のこどもの父親は「猫の方が一番可愛い」と言う。
餓死したこどもの体内はプラスチックや片や紙などの異物が一杯だったとか。
どちらもこども受難。
しかし、餓死したこどもは、どんな思いで死を迎えたのだろうか。
最愛の両親から猫への愛情よりも愛情を向けられず、ひもじい思いで、生きようと手近な
物を口に運んでいたのだろうか。
2歳10か月の平均体重約13キロの半分以下となる5・8キロしかなかったとか。
世界中で、幼い命が、飢餓や病気や、大人の身勝手。大人のエゴ。などに翻弄されている。
状況がかわれば、当然助かるはずのいのち。
大人がきちんと、保護すれば、成長することのできるいのち。
それが、みすみす、放置され、殺されてしまう現実。
その怒りをどうこへ持っていけばいい。
怒っているだけでは、どうにもならない現実にどう向き合う。