8月の10日は、暑かった。
36都府県で気温が35度以上の猛暑日、この夏一番の暑さだったそうな。
関東では、熱中症の疑いでお年寄り2人が亡くなったという。
じっとしていても、汗が噴き出してくるのは久しぶりだった。
以前、夏のさかりは、朝から暑くなって、じっとしていても汗ばんだ。
木陰でも風がなまぬるかった。
デパートや、公共の施設へ行くと、涼しさにほっとしたものだった。
しかし、その頃、気温は33度あたりだったように思う。
そのうち34度を超えたというニュースを聞くようになり、バスや電車に冷房がつくように
なり、やがて家庭にもエアコンなるものが普及すると、猛暑は35度を超えるのが当たり前に
なった。
しかし、最近ではジワーッと汗の噴き出すのは、あまりなかった。
電力使用料のピークが午後2時というのは、最初から、わかっていたものの、最近の
電力使用料の刻々と変わる表をみていると、11時台にはピークに近くなり、午後8時頃まで
グラフは高いところをすこーし上下するくらい。
熱帯夜という言葉も、当たり前になっていて、空気の暑さが、エアコンの効かないところと効いているところとの差がはっきりしていて、空気のよどみが感じられるくらいになっている。
熱い空気のところにいても、汗は噴き出さなくなっていた。
ここ2、3日は、忘れていたジワーがよみがえった。
でも、以前の気温より高くなっている。
身体の機能がなまってきているのかもしれない。
今日は、上野まで出かけてみよう。