新しい年になって、もう、7日が過ぎようとしている。
「宇崎竜童」の番組があった。
66歳という彼は、顔だけ見ていると50代後半といっても、通用すると思える
若さに満ち溢れていた。
某ニュースで「高齢者は65歳から・・・・」という記事が、目についた。
高齢者は65歳以上なんだ。
宇崎竜童も高齢者の仲間なんだ。
番組の中で宇崎竜童が若い人に、「4年なんてあっという間、年々早くなるよ」と言っていた。
そう、いつの頃からか日々のたつのが、だんだん早くなっていった。
もう、一年たった。
また一年が過ぎた。と、身につまされる。
先がわからないから、時折、とても不安になる。
いてもたってもいられなくなって、あれこれじたばたしてみたくなる。
時の流れをこの手で止めることができたら、と思うことがある。
子殺し、親殺し、心中が新しい年になって、連日のように、ニュースに出る。
通常は、死を選ぶことはできない。
いつくるか、一秒後か、一年後か、もっと先か、誰も知らない。
少し前に、もうすぐだよとおしえてくれないものかと、思う。
最後のあがきの、準備をして、残りの何分かは静かに待とうと、ふと考える。
なので、最後の時を教えてください。