ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

関取

2013-01-24 09:34:14 | 日記

紬の着流しに桐の2枚歯の下駄、赤地に兎と桜模様の手提げを携えた、関取にあった。

まだ、若そうな関取は、少し大きい着物を粋な感じで着こなしていた。

 

両国に行くんだろうか。

 

毎日のように、有名人の訃報がある。

 

先日の、「大鵬」の訃報は、「巨人・大鵬・卵焼き」世代としては、感慨深い。

小学生のころだったか、大鵬の半生を描いた漫画を見たことがある。

学生時代から部屋に入門、稽古に励み、出世しても暇さえあれば、稽古場の掃除を

していたという、話が心に残っている。

 

NHKの相撲中継を時折みるようになったのは、大鵬の人柄にひかれたということが大きい。

大鵬の引退、その後の一連の騒動、不穏な空気がよどむようになって、忙しさもあってしばらく

大相撲中継から遠ざかってしまった。

 

某関取が引退、角界に少し平和な空気が流れるようになり、最近たまに大相撲を見る。

半数以上、読み方さえ知らない関取ばかりになってしまった。

相撲の魅力は、短時間に決着のつく、勝負ということかもしれない。

角界の発展と、元横綱大鵬の安らかなる眠りを祈念したい。