ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

復職に思う

2015-08-11 16:35:59 | ニュース

パートや派遣の「育休」からの復職は正社員の1割に過ぎないとのニュースがあった。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00299853.html

 

時間が短いというだけで、様々な差をつけられている非正規労働者。

非正規の労働者は何重もの差をつけられている。

「育休」からの復職も、正規労働者にしてもわずか43,1%にしか過ぎない。

そして非正規にいたっては、さらに減って1%でしかない。

 

様々な要因があるにしても、保育所に入りにくい。

入れたとしても、慣らし保育とかで、すぐには一日預かってくれるわけではない。

 

小さい内は、病気にもなりやすく、病気になれば2,3日は休まなければならない。

「こどもが小さいうちは母親がみるべき」というプレッシャーなどもあり正規で働き続けるには母親一人が担うには、限界がある。

 

仕事も育児も担うには相当の覚悟が必要になる。

周りからの助けも必須となる。

 

子育て支援は、保育所を増やすだけでは、本当の支援にはならない。

子どもを取り巻く環境すべてに手が入らなければ成り立たない。

 

待機児童を減らす。そしてそのための丁寧な支援や環境も整備する必要がある。

それは、正規だけでなく、非正規労働者そして、父親をも参加できるような多岐にわたるものでなければ、中途半端なものにしかならないだろう。


神風は吹かない。

2015-08-11 07:43:25 | 日記

太平洋戦争といえば、

空襲、3月10日、学童疎開、回天、特攻、ほしがりません。勝までは。

等の言葉が浮かぶ。

 

「紫電改の鷹」の漫画を夢中で読んだり、「はだしのゲン」に原爆の事を考えたり、

「わが命、月明に燃ゆ」を夏休みの宿題(?)で読んだこともある。

 

「わだつみの声」を読んだときは、戦争は、2度としてはならないと、強く思った。

何の力もない、一個人では、出来ることは限られ、できたとしても、雨粒に等しい。

そんな思いはあるけれども、今は、こうしてわずかではあっても意見を発信することができる。

せめてできることを、やれることをやっていくことで、小さいながらも自己満足になっているだけかもしれないけれど、やれることをできる幸せを、ありがたく、思いつつ、書き込む。

 

特攻なぞは、二度とないことを望む。

 

特攻の真実

神立尚紀

文春文庫