2020年に開催すると決めた東京都。
今は、新国立競技場の多額な経費と、やっぱり、起きたエンブレムの裁判。
前々東京都知事が、東京でオリンピックと騒いでいた頃、脳裏に浮かぶのは長野五輪。
web検索すると、色々な文庫本や新書版がでている。
「歓喜の決算」
「金まみれ」
「遺産」
「商業主義」
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/81/index2.html
まだ、5年もあるというのに、「間に合わない」という声も聞こえてくる。
それだけ巨大なプロジェクトが動くという事なのだろう。
凡人の身には、解からない事ばかり。
しかし、どうも、そこに、甘い汁を吸う者。
恩恵にあやかるもの。
大きな黒字になると見込むもの。
チャンスと考える者。
そしたドラマがどうも始まっているらしい。
「止めてよ」
「止めようよ」
「止めな」と思いつつ、どうにもならずに前に進んでしまっている。
「こんなはずではなかった」
「誤算でした」
という言葉は聞きたくない。
企業などでは「大きな利益が見込めるならやる。見込めなければやらない」という選択もできようが、開催にあたっては、名乗りをあげ、開催地として、認可されなかれば開催できないという、状況ならば、やるかやらないかの決断には見込みを立てただけで決断をしなかればならない。
4年に一度のオリンピック。
すでに開催したところでは、収支が思わしくないという話ばかりしか聞こえてこない。
そうした状況なのだから、東京都も、立候補してほしくなかった。
今は、せめて、せめて赤字にならないで欲しいと願う。