白馬合唱祭2015は無事に終了しました。
360名といわれていた参加者が最終的には400人を超える歌好きな老若男女が少し秋の気配を感じさせる白馬に集い、目いっぱい楽しみました。
日差しは、肌がじりじりしそうなくらい暑いのに時折吹いてくる風は涼しくほほを撫でていきました。
いつものように、年に一度会う楽友たちとの会話は弾み、演奏に熱も入り、温かい拍手が会場を包みました。
今回は、大まかなところはかつての白馬CLSさんの企画を受けてくれています。
それでいて新実行委員たちの企画も、白馬合唱らしいとさえ言えるほどに、ぴったりものばかりでした。
一つは、コンクールとしての性格は無くなったけれど、それに代わる、参加合唱団すべてに対する一言が取り入れられたことです。
実行委員からの説明には、「書いてもらった感想文は、各団体に後日送られます」ということと。
「白馬合唱祭の主旨として、悪口や、暴言は書かないでください。ほめ言葉で」とのことでした。
参加の意思表示をした団体は22から17ほどへと減ってしまいましたが、団員数としては400名の参加となったそう。
少し流れも新しい試みが入って、新生の何ふさわしいように思えました。
練習が3回ほどしかできなかった私たちは、例年と同じように会場の庭で振りや歌詞のおさらいを行い立ち位置などもチェックして、少しでも自分たちの合唱に、する。
見てくださるお客様により、感動をしていただけるようにと、最後までチェックを重ねました。
そして臨んだ本番。
団員が、一丸となって、持ち味を十分に発揮して、ゆけたと思っています。
満天の星パーティも、美味しい料理、様々な料理がならび、皆のお腹にどんどん吸い込まれていっていました。
そして毎年恒例のミニコンサート。
そして急遽決まった合同の2次会。
なんと、タクシー三台で押しかけました。
3階建ての手作りペンション。建物ばかりでなく調度品も素敵でした。
某団の合宿に使っているとお聞きして、羨ましい限りでした。
素敵なペンションで、温かいおもてなしをいただき、そして3度目(?)の合唱が流れたのです。
皆さん生き生きとそして本当に楽しそうに声をそろえた時間を持ちました。
「また来年会おうね。また来てね」と言葉を交わし、最後の別れを惜しみました。
こんなひと肌を感じされる合唱祭はそうそうないと思います。
25年で、終止符を打たなければならなかった白馬CLSさん。
その意思を受けて何団体かが実行委員に名乗りを挙げたと聞いています。
「合唱愛好者に悪人はいない」なんて言いたくなります。
また、来年白馬でお会いしましょう。