東京上野の東京国立博物館で「空海と密教美術展が開催中。
暑い夏。
お盆休暇なのか、平日というのに、電車のラッシュアワーのよう。
入口脇の、音声ガイドを借りようとする人は10人以上。
会場に一歩入ったところで、すでに観賞の人たちが列になっている。
モナリザの公開時よりは、少ないが、人々の列は、会場を出るまでほぼ続いていた。
仏像曼荼羅の展示室では、空気が薄いような感じで、少し息苦しさを感じるほどだった。
優しげな表情のお顔を見上げると、周りの喧騒さえ忘れさせる。
五大明王のうちのひとつ国宝「大威徳明王騎牛像」は足が6本。
始めて目にした。
一同に会した、仏像。
仏像の魅力をほぼ満喫できた。
仏像の魅力を、改めて感じることができた。
中学生か高校生風の男女がせっせとメモを取っているのが印象的だった。
メモって、取っていいんだっけ?
始めて見た光景に、メモっていいんだったら、いくつか、メモリたかった。
一番、心ひかれたのは、食事の時などに、聖者の代わりとなるという聖像。
穏やかな表情は、心が洗われるようだった。
次が、畳4枚分くらいはあろうかという、台座と天蓋。
後ろ髪をひかれつつ、会場をあとにした。