3807フィスコ優待 情報提供企業の優待として「空白」期間があるのは疑問
フィスコの優待は以下の内容になっています。
自社ウェブサイト「クラブフィスコ」のIPOナビ(リミテッド)無料クーポン
100株以上 1ヶ月 (6,480円相当)
2,500株以上 3ヶ月 (19,440円相当)
5,000株以上 6ヶ月 (38,880円相当)
ここの優待は一度別に形に変更になりましたが、多分、株主、投資家からの希望も多かった
のでしょう。以下のとおり、もとの現在の形に戻っているという経緯があります。
フィスコ優待変更 H29.8.14
http://www.fisco.co.jp/uploads/20170814_fisco_ir.pdf
フィスコのIPOナビについては、IPO投資をしている方は、直接、間接にその情報を
利用している人は多いでしょう。
初値予想がどうかということもですし、中味的にどのような評価をしているのかということに
ついでもです。
単に初値予想であれば、IPO専門に丁寧にブログを書かれている方のところに掲載されるので
それを見れば事足ります。が、判断の上では、中味についても読みたいので、そのためにはこの優待
は有効です。
IPOについてはフィスコの情報は「アンカリング効果」が一定はあるかと思います。
→意味わからんかったり、「アンカリング効果」で検索してみて。
5,000株といっても、株価は322円とかですから、必要な資金は160万程度。
制度信用のクロスで優待を取ることもできます。もちろん、人によりますが、ここに価値を見出す人
はそれなりにあると思います。
で、5,000株だと6ヶ月の情報提供がなされます。これが9月末で一度終了になります。
で、継続して同じ優待を取る場合、最速で10/1から優待登録の受付になり、その登録が完了するまでは
情報を見られない期間が今回の場合は10日程度ありました。
これは「たかが10日、しかも優待で見せてもらってるんでしょ」という見方もあると思いますが、
情報提供をそもそも本業としている企業の優待としては、たとえ優待とはいえ、継続して情報を利用でき
ない期間があるのは疑問です。
優待を提供する企業側の工夫の仕方で、これは改善できるはずです。
というようなことをIRの方に伝えておきましたが、さて、改善されるかどうか・・・。