資産運用(12)「含み損は損ではない」&「損が増えたのではなく、利益が減っただけ」
さてと、株価が急落し、ポートフォリオの方もマイナス圏に沈んでいるという厳し目の状況
になっていますが、こういう時に現れるのが「含み損は損ではない」と言い張る輩^^;。
これは、心理学でいうところの「合理化」というやつです。
「あの葡萄は酸っぱい」とも言います。「やせ我慢」はちょっと違うか。
買った株が下がって損失を被るというのはよくあること。
で、これは売って現金化しようか(実損)、株のままであろうが(含み損)、損は損ですから、
「含み損は損ではない」というのは言うまでもなく間違いです。
売却せずに値動きのリスクをとって株式の状態のまま保有を継続した結果、さらに損失が拡大
するというのもよくあることです。
この「合理化」とセットのようにして出現するのが「決定麻痺」です。
予想していないような大きめの下落に見舞われると、もうどう判断して行動したらいいかわからなくな
って、結果、株は別に売り注文を出そうと思えば出せるはずなのに、それもできなくなって、結果、塩漬け。
もう株価を確認することすら嫌になる。
これは、心理学で言うところの「決定麻痺」。
私自身は株価が大きく下落すると「買いたい病」が出てくることが多いです。
この下落は、ちょっとそうした症状が出始めているという程度ですが、ここからさらに一段安があると
症状は重くなってくると思われます。
一定の値幅を刻みながら、分割して買い下がっていく(反発すれば売り上がっていく)形をとるため、
急落時に買っていくことにはそんなに恐怖感はありません。逆に順張り的に上昇しているところに買い増しし
ていくような順張り的スタイルが苦手です。
それはいいのですが、今日も-120万ぐらいくらっているように、急落があるとポートフォリオのマイナスは
当然大きくなります。
そういう時にどういう「合理化」をするかというのが「損が増えたのではなく、利益が減っただけ」という
発想です。
運用歴が長いため、この期間で蓄積した実現益・含み益というのがキャピタルゲイン、インカムゲインを含めて
多分6,500万程度はあるはずです。なので、1日で100万や200万の下落があっても、それは一時的に利益が減少した
だけで、別に損をしたわけではない、というわけです。
当然、これはどこを基準として考えるかによって見方は違ってきます。昨日を原点と考えるなら、明らかに120
万の損なわけです。
が、メンタル的な部分はともかく(メンタル的には「うーん、新しいプリンター買うのはちょっと控えようか」と
いう感じにはなります^^;)、別にこの程度の下落は日常の生活に直接的になにか影響を及ぼすようなことはあり
ません。
であれば、まあ「嘘」ではない範囲で、自分にとって都合のよいような「合理化」的発想で物事を見る、考える
というのは、とりわけそれを自分で認識しているのであれば、別にかまわないかなと思います。
さて、明日の相場はどうでしょうか。んー、22時すぎでは、先物は今日の終値よりは多少は戻してますね。
と見せかけて、さらに下落なんていうこともよくあったりもしますが。
さてと、株価が急落し、ポートフォリオの方もマイナス圏に沈んでいるという厳し目の状況
になっていますが、こういう時に現れるのが「含み損は損ではない」と言い張る輩^^;。
これは、心理学でいうところの「合理化」というやつです。
「あの葡萄は酸っぱい」とも言います。「やせ我慢」はちょっと違うか。
買った株が下がって損失を被るというのはよくあること。
で、これは売って現金化しようか(実損)、株のままであろうが(含み損)、損は損ですから、
「含み損は損ではない」というのは言うまでもなく間違いです。
売却せずに値動きのリスクをとって株式の状態のまま保有を継続した結果、さらに損失が拡大
するというのもよくあることです。
この「合理化」とセットのようにして出現するのが「決定麻痺」です。
予想していないような大きめの下落に見舞われると、もうどう判断して行動したらいいかわからなくな
って、結果、株は別に売り注文を出そうと思えば出せるはずなのに、それもできなくなって、結果、塩漬け。
もう株価を確認することすら嫌になる。
これは、心理学で言うところの「決定麻痺」。
私自身は株価が大きく下落すると「買いたい病」が出てくることが多いです。
この下落は、ちょっとそうした症状が出始めているという程度ですが、ここからさらに一段安があると
症状は重くなってくると思われます。
一定の値幅を刻みながら、分割して買い下がっていく(反発すれば売り上がっていく)形をとるため、
急落時に買っていくことにはそんなに恐怖感はありません。逆に順張り的に上昇しているところに買い増しし
ていくような順張り的スタイルが苦手です。
それはいいのですが、今日も-120万ぐらいくらっているように、急落があるとポートフォリオのマイナスは
当然大きくなります。
そういう時にどういう「合理化」をするかというのが「損が増えたのではなく、利益が減っただけ」という
発想です。
運用歴が長いため、この期間で蓄積した実現益・含み益というのがキャピタルゲイン、インカムゲインを含めて
多分6,500万程度はあるはずです。なので、1日で100万や200万の下落があっても、それは一時的に利益が減少した
だけで、別に損をしたわけではない、というわけです。
当然、これはどこを基準として考えるかによって見方は違ってきます。昨日を原点と考えるなら、明らかに120
万の損なわけです。
が、メンタル的な部分はともかく(メンタル的には「うーん、新しいプリンター買うのはちょっと控えようか」と
いう感じにはなります^^;)、別にこの程度の下落は日常の生活に直接的になにか影響を及ぼすようなことはあり
ません。
であれば、まあ「嘘」ではない範囲で、自分にとって都合のよいような「合理化」的発想で物事を見る、考える
というのは、とりわけそれを自分で認識しているのであれば、別にかまわないかなと思います。
さて、明日の相場はどうでしょうか。んー、22時すぎでは、先物は今日の終値よりは多少は戻してますね。
と見せかけて、さらに下落なんていうこともよくあったりもしますが。