カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

この写真の顛末

2011-04-21 21:14:26 | 機関車

結果的にEF81-304も撮ることができたのだが、
304が来ることは、
どこかの原発事故並みの「全く想定外」で…。


どうせ来ないだろうと思い、

もう帰ろうと、間島あたりで車を走らせていた。

すると無線機から「下り接近…」の声。

せっかくだから見るだけ見てから帰ろうと思い、

車を停め、念のためカメラを持って外へ。

すると…



自分の真下を貨物が通過。

一瞬、目を疑う。

見てしまった以上、このまま帰れるわけがない。

追っかけモードスイッチが入り、
ソッコー車に飛び乗り、
ソッコーUターン!

一か八かの追っかけスタート。

何度か並走するが、ブッち切れず。
どこかでバカ停してくれることを
祈りつつ、走り続け、
相手が曲線の速度制限にかかったのを機に、
引き離しにかかる。

ようやく30秒ほど先行した今川-越後寒川で
車を止め、土手を駆け上がり、
息を切らしながらシャッターを切った。




さすがにこれ以上は追っかけ切れないと思ったが、

とにかく再び車を走らせ、

304の姿を追うと…、見えた。









青く光る海の向こうに、
銀色のカマが。

走り去る姿を目に焼きつけ、

満足感に浸りつつ、

やっと帰路につくことができたのであった。



カマ鉄オモシー組合

写真さえ撮っていれば幸せ