カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

貝田姥神沢旧鉄道レンガ橋

2019-05-28 19:00:00 | 機関車
貝田で貨物を撮影していたら、


こんなものを見つけました。

























案内板には、次のように書かれています。


国見町指定有形文化財
『貝田姥神沢 旧鉄道レンガ橋』


姥神沢(牛沢川)に架かるこのレンガ橋は、
明治20年(1887年)旧日本鉄道の
黒磯~塩釜間が開通した当初に建設された
レンガ積みアーチ構造の鉄道橋です。

貝田集落と近接して敷かれたことから、
蒸気機関車からの火の粉が原因で
たびたび火災が発生し、
明治41年(1906年)4月の大火で
多くの住宅が焼失しました。

この事件を受け、
大正6年(1912年)に線路が北側の現在地に移設され、
鉄道橋としての役目を終え、
当時のまま残されました。

その後、町道として利用されてきた線路跡は、
平成14年(2002年)に橋の上部をかさ上げし、
幅員を広げる整備が行われました。


わが国の鉄道導入期の建造物であるこの橋は、
貴重な近代化遺産として
平成25年に町の文化財にしてされました。




そのレンガ橋がコレ。










せっかく案内板まで設置されているのに、


そのレンガ橋本体が見えない・・・。


草刈りもされておらず、


もったいない。



せめて橋全体が見えるように


整備してくれれば、


文化財としての価値も、


町としての思いも感じられるのに。










かつて、蒸気機関車が走っていた線路跡。


今は町道。




でも、今まで知らなかった歴史を知れて、


ちょっと得した。






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