遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

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定番の食事

2015-08-15 09:06:26 | 雑感
  


山で大勢の食事となれば、定番のBBQ。大勢で摂る食事は賑やかで楽しく美味しい。KG単位の肉や野菜が気持ちいいほど平らげられてゆく。

何時もは野菜中心の食事だが、この時ばかりは肉、肉、肉である。炭火で焼くせいか油っぽさも消え食欲全開である。やっぱりビールが一番だ。

緑陰の涼やかな空気の中、比較的虫の少ないデッキでの食事は気持ちが良い。青空のもと蝉の声を聞きながら、グラスを傾ける。
何故か会話も弾み、開放感満点で、子供たちも元気である。誰かが台所に立ち続けるのではなく、家族が全員テーブルについて話せるのがいい。

テント泊

2015-08-14 07:16:25 | 行ってきました

   かろうじて南アルプスは見えた

お盆休みで帰ってきた長男(家族)と、松本、高ボッチ高原へジムニーで出かけた。あわよくばペルセウス流星群が見えるのではないかという期待をしながら。

この高原は学生時代に来た記憶が定かではない。車で山頂近くまで登れ、施設も整備されている。眺望も360度確保され、森林限界の上にあり、草原が連なるいかにもそれらしい高原である。天気さえ良ければ八ヶ岳、富士山、南アルプス、北アルプスが均等に近く見える(はずだ)。入笠山より北アルプスがはるかに間近に見える。

諏訪湖、松本平双方を見下ろす小高い丘にテントを張った。近くには車が2,3台停車し、車内泊と、屋外での食事を楽しんでいる。こんないい場所なのに人が少ないのが何よりだ。テントは最新のモデルで、2人用2.4kg。ポールの代わりにドーム型アルミ枠(ジュラルミン製?)を使用。その他グランドシート、ペグ、フライシート、特にはベチレーションなど随所に工夫が施され、居住性と操作性が快適になっている。用具の進歩は想像をはるかに超えている。テント設定は15分で完了。気温が下がってきたのでダウンジャケットを着こみ、一杯やりながら、鍋物を準備。

   暖かい鍋物が煮えてきた

雲の多い空を眺めながら、暖かい鍋と、ビール・ウイスキーをやりながら、男同士の会話を楽しんだ。天気予報のとおり、少し雲が切れて星が覗き期待をもたせたり、眼下の諏訪湖湖畔で打ち上げ花火が上がったり、酒が進むことしきりである。

10時を過ぎ、再び雲が濃くなり、雨もぱらついてきたので炊事道具はテント前室に撤収し、テントの中へ。やがて雨が落ちてきてテントを叩くが、フライシートのお陰でテント内部は濡れもせず快適である。流星群はあきらめ、11時過ぎまで会話を楽しみ、就寝。買ったばかりのダウンの寝袋、シートマットが快適性を更に増してくれた。

   朝の光は強かったのだが
   テントの外は霧
   豪華な朝の雑炊 

翌朝は明るくはなったが、雲早く、やはり同じように時折雨がぱらつく。外を覗くと濃い霧が一面走っている。風強く、寒い。昨日買い込んできた食料の残りで、朝の雑炊を作る。飯を炊き、鍋の汁に愛知県産アサリと、イカ、を入れそれに薬味ネギをちらした豪華版だ。コーヒーは昨晩淹れてしまっていたので、残念。雑炊はあったまるし腹はくちくなるし、雨は少しも気にならない。暫く休んで、雨の合間に全体撤収。充実したテント生活を終えて下山した。自然観察センターの辺りには、オートバイが6台、テントが3張り。若者が霧の中で朝飯を摂っていた。山の家から1時間強でこんないいところがあるとは知らなかった。

SO世界大会 感じたこと

2015-08-12 08:30:02 | 行ってきました
   もう秋の花が咲き始めた

3日間の大会応援を終えロスアンゼルスを後にした。色々考えさせられた。

前回のアテネ大会と違い、町は平静である。大きな街ということもあるだろうが、街中にフラッグが飾ってあることもなく看板も殆ど見かけない。スタジアムに開催表示や、ビルの壁に企業CMみたいな掲示があるくらいだ。ただ、街中にファミリーが出没し、TVも連日ニュース番組で取り上げていた。

しかも関係する人たちはみな親切だ。これは世界大会というよりお祭りといってもいい。アスリートだけでなく、施設提供の大学、バスなどを運営する市当局、ボランティア、警備する警察、企業、観客、皆がこのお祭りを盛り上げるべく、笑顔で善意の行動をとる。大勢の人が集まるがトラブルらしいことは一度も目撃しなかった。それどころか、大学の学生食堂で昼食中突然火災警報が鳴り響き、避難アナウンスがあったが、みな落ち着いたもので粛々と行動した。穏やかなとてもいい雰囲気である。肉食人種、覇権主義と言った趣はさらさら感じられなかった。やれば出来るじゃないかとも思った。

ユニファイドの試合でもこの大会の意味を考えさせられた。通常の社会でもプロフェッショナル、健常者、アスリート、は混在する。そこで少しだけ全体を見渡す視野の広さと、ちょっとだけのおもいやりがあれば社会はギスギスしなくて済むのではないか。障害者もいきいきと力いっぱい活躍できる社会ができるのではないか。ゲームも社会も同じだと感じた。

それにしても人間の善意が作り出す組織、イベントは素晴らしく、こういうシステムを確立しているアメリカ社会の凄さを感じた世界大会応援であった。

SO世界大会(3) ユニファイド

2015-08-10 16:47:30 | 行ってきました
   バスケット競技会場の体育館
   体育館ロビー

大会三日目はバスケットの試合を見に行った。キャンパスは大きな通りを越して体育館などが立ち並び、昨日の陸上競技のスタジアムからは歩いて10分以上かかるくらいの大きさだ。内部は立派なメインコートがあり,NBAの試合が行われるほどの施設が完備されている。バスケットボール専用コート、いや専用体育館である。メインコートの試合は午後一時からと案内があり、壁一枚裏手にあるサブコートへと移動した。

   3面ほどあるサブコート
   日本チーム勝利

サブコートはメインコートに隣接して3面ほど並んでいる。ちょうど日本チームが出場しメキシコと対戦。自分たちのスローインなのに、自陣に引き上げ守備隊形を採るなど微笑ましいが、始め6-0でリード、6-6まで追い上げられたがそこから得点を重ね結局9-6で勝利、大喜びでおわった。接戦なのでデビジョニングではおそらく同じクラスだろう。
アスリート(選手)たちはいずれも競技に集中しているので技術の巧拙は全く関係なく、ゲームに引き込まれてしまう。国別に名誉を競うという競技会ではないが、やはり母国が勝つと嬉しい。あんまり面白いのでもう1試合ロシア対インドを見てしまった。

   幼児の競技体験と表彰
   ユニファイドの熱戦
   アスリート・チアチームの応援風景

メインコートに移ってユニファイド(アスリートと健常者の混成チーム)のエキジビジョンマッチを見る。予定時間をかなりすぎて司会(かなりの著名人らしい)が出てきて幼児4人を擬似ゴールにボールを入れさせるゲームをやる。可愛い仕草に皆歓声を上げる。終わって、ユニファイド(健常者との混合チーム)のチーム同士の対戦。通常の若者,2mを越える元NBC選手もいる。ボールの扱いは当然元NBC選手が中心になるが、球を欲しがるアスリート(障がい者選手)に順番にパスを回し、できるだけシュートをさせる。点差が少し開くと負けている方のチームが通常の若者にパスを回し均衡を取る。双方のNBC選手がダンクを1回ずつ決めて見せ、結局1点差でゲームを終えた。観衆はアスリートがシュートを決めると口笛や大歓声を上げて応援をする。この国では小さい頃から最後まで戦うことが評価され、戦わないものや途中で投げ出したものは「逃げた」と言われ評価が下がる。そしてyesIcanを叩き込まれる。オバマのイエス・ウィー・キャンはそこから来ているそうである。

   会社のロゴマークを付けたTシャツで応援する社員達

会場にはバスケットボール参加チームも大勢見学に来ていたが、企業のTシャツを着た若者もいた。
(我々の前の席はディズニー)聞けば会社が許可を出して公認で応援に来ているらしい。応援ボランテイアとでも言うのだろうか。会社の協力姿勢が積極的である。日本より一歩も二歩も進んでいる。


SO世界大会(2) 人間の暖かさ

2015-08-10 15:54:36 | 行ってきました
    会場のUSC入口
   大会のシンボルカラーを使った記念写真コーナー

開会式翌日辛い問と競技開始。まずはディヴィジョニング(クラス分け)だが、陸上競技と、水泳を応援に行った。

会場はUSC(南カリフォルニア大学)キャンパス。ロス市内を走る路線バスはアスリート(競技参加者)ファミリーは無料だ。我々は単なる応援者なので有料。しかし最初のバス運転手は五人で「1ドルでいいよ」と気前がいい。帰りのバスでは75セント/1人という。その次に乗ったバスでは50セント/1人となぜかまちまち。結局1回50セントが正規の運賃だと判明。しかしこの大会に対して寛容なのか、運転手がいい加減なのか不明だが、運賃が安いのは確かだ。

   ディズニーのコーナー
   CVSのルーレットコーナー
   道路の向こう側には車での販売店が出店
   バンク・オブ・アメリカのブースは気前がよい
   コカ・コーラのブース かなり力を入れている
   トヨタもこの大会のメインサポーターである

何十棟の建物があるかわからないほどの広大なキャンパス横で降り、会場に向かう。途中の広場では音楽がかかりヘルス・チェックをするコーナー、サポーター企業のコーナーが有り、我々も覗いてみる。
コカ・コーラ、グーグル、マイクロソフト、バンク・オブ・アメリカ、ディズニー、トヨタなど世界に名だたる企業が、グッズを配ったり、ゲームをしたり、イベントを行っていた。
   バンク・オブ・アメリカはグッズがあるかぎりカウンターで配りまくる
   CVS、トヨタ、ほか2箇所のどのブースではルーレットをやらせてグッズを配っていた。
   コカ・コーラのブース 「貴方の幸せは?」という問いかけの答えを黒板にかくという試み

   ラテンの芸術舞台
   ここは選手村でもある 隊伍を組んで歩く選手達

その他南米のテントでは歌やダンス,DJなどまるで万博会場のようなふんいきである。主としてアスリート対象であるが勿論ファミリー、サポーターも参加して良い。我々もサンバイザー、サングラス、ピンバッジ、うちわ、Tシャツ、などのグッズをゲット。
その広場の片隅のインフォメーションでメイン会場を聞き陸上競技に向かう。インフォメションもボランティアが運営していて、実に親切。キャンパス内にある主競技場へ。

   主競技場入口
   USC出身のオリンピック選手などを刻んだ記念碑
   競技中のメイントラック
   選手は一生懸命走る

400mトラック、アメリカンフットボール場のある、観客席を備えた立派な競技場だ。近くの観客に聞くと応援席の場所を教えてくれる。この大会はボランティアの大会でもあり、観客の大会でもある。競技は200m走のデビィジョニング。23秒で走るかなり速い者もいれば、30秒以上かかってゴールする人もいる。やはり黒人選手は強そうだ。観客からの応援の声はむしろ最後尾を走るアスリートに対する方が大きいくらいだ。それもあって選手は力いっぱい走る。スタート地点、ゴール地点に選手と同じくらいの人数のボランティアがおり何くれとなく世話をしている。猛暑の中お疲れ様である。

   昼食に立ち寄った学生食堂 部屋の内外にテーブルが数十個完備
   昼ごはんの焼きそば 盛が半端でない

続いて水泳の応援。50mプールを半分に仕切って使っているが、応援の声が大きい。競技は400mメドレーリレー。最初はチリ対アメリカ、次のレースはカナダ対アメリカ。最初は第3泳者まで50mの差を付けていたチリを、最後の自由形の選手が猛烈に追い上げ、失速して溺れそおうなチリの選手をゴール前タッチの差でかわして劇的な勝利をものにした。さすが観客はアメリカ人が多いので大歓声、ハラハラ・ドキドキのレースだった。次のレースではカナダが粒よりの選手を揃え、75mの大差で勝利。本線では全く別のクラスで泳ぐことになるだろう。選手の中には飛び込むスタートが苦手の人が半分くらいいて、水の中でのリレーになるがそれもレースの帰趨に影響するのでおもしろい。何が起こるのか予測がつかないのでやる方は真剣だが見る方は面白い。

どの会場の観客も一生懸命競技するアスリートに歓声、口笛、拍手で応援し、最後までプレーする姿に温かい声援を送っていた。とても感じが良い。見習うべき姿勢である。なにか温かい気持ちになって競技場を後にした。

人間の善意を感じる大会

2015-08-09 17:55:50 | 行ってきました
    大会会場 ロス五輪スタジアム
 出場アスリートたち この後ハイタッチ!
    セキュリティーゲート前の人混み
   スタジアム内部 まだ人が入っていない

今回の旅行での一番の目的、スペシャルオリンピックス(SO)世界大会開会式への出席は7/25日の夕方であった。とは言えロスアンゼルス、開会の6:30はまだ日が高く、暑気が漂っている。

会場は30年前オリンピックが開かれたスタジアム。開会式で人間が羽も無しに飛んできた映像を思い出す。アメリカらしく入口前にはセキュリテイチェックのゲートが並び、かなりの人が行列を作っていた。時折選手団が集団で通り過ぎるがみんな明るく、掛け声を上げながら笑顔でハイタッチしあう。ここからして通常の競技会とは違う。

空にはヘリコプター、飛行船がゆったりと浮かぶ。鮮やかな原色に彩られたテープでぶら下げられた身分証明書のボランティア、大会係員、警官さえもみんな笑顔だ。案内ボランティアの親切なこと、何を聞いても親切に教えてくれ、案内してくれる。これは翌日訪問した会場でも変わらなかった。担当が違うとわざわざその担当を呼びに行ってくれる。

    すっかり陽に焼けてしまった
    「わたくしたちは、精一杯力を出して勝利をめざします。たとえ勝てなくても、がんばる勇気を与えてください」とするスローガン
    空には飛行船がマスコミの取材用か
  アスリートによるチアーダンス    

会場に入るが、まだ3分の入り。グラウンド平面には何千というパイプ椅子が敷き詰められている。アスリート(SOでは障害者の競技者をこう呼ぶ)で編成するチアーの演技、若手のシンガー・ソング・ライターのギター演奏と歌、DJの放送などが、準備で会場を走り回っている関係者を尻目に繰り広げられる。何となくここまではアバウトでおおらかなところが緊張感がなくっていい。

   いつの間にか会場は人で埋まってきた

少し音楽の曲調がかわり、かなりハイレベルで衣装も派手な新体操の演技団が入ってくると会場は自然に静になる。いつの間にか座席は8分以上埋まってきたていた。黄昏れてきた会場中央通路のスポットライトに浮かぶ白のドレスの歌手が国歌をアカペラで歌いだした。もの凄いテクニックと声量だ。確かに「君が代」とは違い、戦いの前にはふさわしい。きっと名のあるプロなのだろう。

   いよいよ入場行進   色とりどりのユニフォーム
   スタジアムの一角にはTV局の報道ブースが
   まだまだ続く入場行進

いよいよ選手団の入場行進。大歓声の中を次々とナショナルカラーでデザインされたユニフォームの選手団が入場する。ジャマイカの次が日本だろうと期待していたら、Jが終わっても出てこない。ニカラグアの次に日本・ジャパンと紹介され、出てきた。有森裕子理事長が手を大きく振りながら先頭に立ち、前理事長の三井さんもキャロライン・ケネディと何か話しながら行進してくる。アスリートたちも思い思いに手を振り、カメラを構え、ダンスを踊り実に楽しそうだ。これだけの大観衆が自分たちを主役にしてくれているという喜びを感じているのだろう。
出場選手枠は、国内のSO日常活動登録数に比例して決められているので、この選手団の数がSO活動をほぼ表していると言える。日本はカナダより少ないし、中国などは日本よりはるかに少ない。選手団の数はそれぞれの国の知的障害者に対する優しさ、ゆとり見たいなことを表しているのだろう。その点アメリカは全参加選手の2割相当くらいの参加者で他を圧倒していた。またどの国の参加者にも入場のたびごとに歓声を上げ、応援をしている。発祥の地とはいえ、この国の懐の深さを感じた。

   プロによるラテンダンス かなりのレベルだ
   ティモシー等の挨拶
   オバマ夫人の開会宣言

開会式セレモニーではロス市長,SO国際本部会長ティモシー・シュライバ-(SO創設者ユニス・ケネディ・シュライバー=ケネディ大統領の妹=の息子)などの挨拶があり、スティービーワンダーの演奏、プロダンシングチームのダンス、その他沢山のエンターテイメントが続き、やがてミシェル・オバマ大統領夫人の開会宣言、トーチ入場・点火で打ち上げ花火が夜空を飾り開会式セレモニーは終わった。

この大会はチャンピオンシップ(選手権戦)ではなくワールドゲームである。スタジアム正面には次のようなスローガンが掲げてあった。「わたくしたちは、精一杯力を出して勝利をめざします。たとえ勝てなくても、がんばる勇気を与えてください」開催側はこの趣旨のごとくみな優しく親切である。歓声一つ、案内一つに優しさを感じる。人間の優しさ、善意を結集するとこんな素晴らしいイベントが出来るのだと証明している。

緑陰で一息

2015-08-08 14:27:39 | 雑感


このところの暑さには完全にノックアウト状態です。この暑さと湿気はどうしたものだろう。外へ出る気にもならない。暫くバンクーバーの冷気にあたっていたので、この暑さには体がついていっていかない。

SO世界大会の報告ブログも気にはなっているのだが、とても記する気になりません。
ということで暑い名古屋(刈谷)を逃れ蓼科へと来ました。緑濃くさわやかな空気です。現在の気温26℃、湿度46%です。

水冷たく、空気は澄んでいます。申し訳有りませんがここで少し息をつかせてください。元気を養ってアメリカ旅行記を綴ります。

たまにはゴルフ

2015-08-06 03:58:24 | 行ってきました


ゴルフ好きの義弟が誘ってくれた、オカナガンでのゴルフ。「フェアビュー・マウンテン」1925年開場のゴルフコースだ。連日35℃超えなので、朝7:30スタートのエントリーである。涼しいうちに回ってしまおうという読みだ。それでも久しぶりだということで、打ちっぱなし練習場に行く。正に打ちっ放しで、広々と芝生が広がり、ボールは足元にどっさり置いてある。いくら打ってもタダ。
カートに乗る直前、陽気な30代の男が握手を求めてきた。今日のパートナーらしい。彼はキースと云いバックティから打つ。ここのテイは後ろから黒、青、白、緑と4つあるが初めてのコースなので青にするのだという。

ティーショットは物凄く、唸りを上げて遥か彼方に真っ直ぐ飛んでゆく。280~300ヤードは飛んでいるだろう。白ティーから打つ我々の遥か先だ。しかも彼は目が良い。右に左に打つ我々の球の在処を的確に教えてくれる。コースは丘陵地にあるリンクスと言った風情で、木によるセパレートはなくどの方向に打つか一瞬迷う。ラフは深く、ヒースみたいで入ったら1ペナの覚悟がいる。

グリーンはよく転がるが目がキツく、傾斜より優先する。なかなか楽しいコースだが、初めてなのと後ろのパーティから追っかけられるので、のんびり楽しむことができず、慌ただしい。それでもキースは的確に飛ばし、グリーンに乗せる。珍しくミスショットをすると「キース、カモン」と自分を叱咤する。ただパットには苦しんでいるようだった。

こちとらはいつものように100切れず、同伴者に迷惑をかけっぱなしだが、キースはニコニコと饒舌に話しかけてくる。(私にはほとんどわからない)ほとんどのホールでバーディを狙っているのだが、パットが思うに任せない。情けなそうに「ボギーをキープするのが精一杯だ」「このホールは本来バーディなのだが」と愚痴をこぼす。

それでも12時少し前に上がった(勿論スルーである)。車にバッグを積み、レストランへ向かう頃には気温はぐんぐん上昇してくる。もうスタートする組はほとんどいない。彼は今日は77だったそうだ。ハンディは4だという。気持ちの良いナイス・ガイである。久しぶりのゴルフだったが楽しくプレー出来た。勿論ビールもうまかった。身体に吸い込まれてゆくようだった。
もう少しゆっくりやってみたかった。

たまにはゴルフ

2015-08-06 03:58:24 | 行ってきました


ゴルフ好きの義弟が誘ってくれた、オカナガンでのゴルフ。「フェアビュー・マウンテン」1925年開場のゴルフコースだ。連日35℃超えなので、朝7:30スタートのエントリーである。涼しいうちに回ってしまおうという読みだ。それでも久しぶりだということで、打ちっぱなし練習場に行く。正に打ちっ放しで、広々と芝生が広がり、ボールは足元にどっさり置いてある。いくら打ってもタダ。
カートに乗る直前、陽気な30代の男が握手を求めてきた。今日のパートナーらしい。彼はキースと云いバックティから打つ。ここのテイは後ろから黒、青、白、緑と4つあるが初めてのコースなので青にするのだという。

ティーショットは物凄く、唸りを上げて遥か彼方に真っ直ぐ飛んでゆく。280~300ヤードは飛んでいるだろう。白ティーから打つ我々の遥か先だ。しかも彼は目が良い。右に左に打つ我々の球の在処を的確に教えてくれる。コースは丘陵地にあるリンクスと言った風情で、木によるセパレートはなくどの方向に打つか一瞬迷う。ラフは深く、ヒースみたいで入ったら1ペナの覚悟がいる。

グリーンはよく転がるが目がキツく、傾斜より優先する。なかなか楽しいコースだが、初めてなのと後ろのパーティから追っかけられるので、のんびり楽しむことができず、慌ただしい。それでもキースは的確に飛ばし、グリーンに乗せる。珍しくミスショットをすると「キース、カモン」と自分を叱咤する。ただパットには苦しんでいるようだった。

こちとらはいつものように100切れず、同伴者に迷惑をかけっぱなしだが、キースはニコニコと饒舌に話しかけてくる。(私にはほとんどわからない)ほとんどのホールでバーディを狙っているのだが、パットが思うに任せない。情けなそうに「ボギーをキープするのが精一杯だ」「このホールは本来バーディなのだが」と愚痴をこぼす。

それでも12時少し前に上がった(勿論スルーである)。車にバッグを積み、レストランへ向かう頃には気温はぐんぐん上昇してくる。もうスタートする組はほとんどいない。彼は今日は77だったそうだ。ハンディは4だという。気持ちの良いナイス・ガイである。久しぶりのゴルフだったが楽しくプレー出来た。勿論ビールもうまかった。身体に吸い込まれてゆくようだった。
もう少しゆっくりやってみたかった。

オカナガンへの小旅行

2015-08-05 03:54:39 | 行ってきました
    ロングウイークエンドと称する連休
    湖が見渡せる高台から
    舟遊びをする人もいる

アメリカ旅行から帰って中一日、義弟夫婦は是非我々を連れて行きたかったというオカナガン地方の小旅行に誘ってくれた。バンクーバーから南東へ約400kmの湖水リゾートである。平原を抜け山を抜け、広いハイウエイを走り抜ける。折しもロングウイークエンドと呼ばれる祝日と重なる週末で皆家族連れで一斉に繰り出している。キャンピングカーやボート、自転車を積んだピックアップが高速で飛ばしている。

峠を超え湖のほとりに出る。かなり大きな細長い湖だ。まばらな木が生えている山に囲まれ、麓に果樹園を抱き、多くのワイナリーが存在するリゾート地である。ヨットやモーターボート、水上スキーなど、マリンスポーツも楽しまれている。

    峠のおばさんのフルーツショップ
    店先 量も多く驚くほど安い
    ペンティクトンの湖岸通り
    湖岸の砂浜
    パラソルを広げ遊ぶ人々
    観光用の昔の外輪船
    外輪船の全貌
    空にはパラグライダー
    湖の水は透明である
    浜で遊ぶ鴨の親子
 ロータリークラブ主催のクラッシックカー展示

湖岸の砂浜には湖水浴の人が大勢水着姿で遊んでいた。真っ赤に日焼けをしても平気で太陽にあたり、陽に向かって日差しの中で本を読んでいる人もいる。子供を水中で遊ばせる親や手をつないでみずに入るカップルや様々な人達が太陽を楽しんでいる。冬の間になかった分を取り戻すかのようだ。
浜の一部の芝生広場ではRC主催のクラシックカー展示が行われマニアックな人たちが屯していた。
昔の外輪船が観光用に浮かべてあり琵琶湖もここも同じかと思わず笑ってしまう。

    昼食をとったレストラン海賊
    暑さを凌ぐにはまずこれです
 小ぶりなハンバーグだがソースが意外に美味しい
    ツナサラダ
 定番カラマリ 量が多ければ言うことなし

昼食をとった「海賊」は大賑わい。行列ができるほど。ちょっと軽い幹事のウエイトレスが忙しそうに立ち働き、さしずめ江ノ島の海の家といったところだが、ビールは冷たく料理はおいしく、満足した。
帰りは400kmを一路バンクーバーを目指したが、途中マニングパークで一服。野ねずみの一種が穴から顔を覗かせ愛嬌を振りまいていた。本日も天気はよく38度位はあっただろう。

    峠道は続く
    ビッグスライド(大崩れ)    森の道が広がる
    野ねずみの一種
    森から顔を覗かせる山々