桜の聖地。なれど写真愛好家の行儀、至って悪し

 

 

 今日の一枚は、4月21日、多摩森林科学園で撮影したもの。同所で撮影した写真は既に23日と25日に掲載しているが、行かれた方はご存知の通り、言わば「桜の聖地」である。江戸時代から伝わる園芸種や天然記念物に指定されている桜のクローンをはじめ、約250種・1700本が植えられており、文字通り「桜の聖地」なのである。

 郷秋は、実は平日に仕事をサボって出かけてきたのだが、花の名所は何処も同じで、年配のご婦人方でごったがい。中・高年の女性9割、その女性に仕方なく連れて来られた男性1割。郷秋が来園者の最年少ではないかと思えるほどであった。

 写真愛好家の姿が多いのも同じだが、幸いにして歩くコースの設置の関係から、人が写真に写りこんでしまうことが少ないのは良いのだが、そこかしこに立っている「三脚禁止」の立て札の前に堂々と三脚を立てて「とうせんぼ」している方が多いのには、顔から火が出る思いであった。

 その多くが、失礼ながらヨドバシやビッグカメラ辺りで2、3000円程で売っているペラペラのもの。まっすぐ立てず、レリーズ(リモートコード)を使わず、レンズのフードは収納状態のままと言った有様で、まったく三脚の意味なしの状態。三脚の正しい選び方・使い方をちゃんと教わらず、ただ三脚を使えばよいと思い込み、三脚禁止のところでも平気で立てるあたりは、中高年向け写真教室の講師の責任と言わざるを得ないだろうな。

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