唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
D800は2,699.99ドル?
本日の為替レート、1ドル77円として計算すると207,900円である。安すぎるだろ。D700だって19万円はすると云うのに(在庫があればの話だけれど。D700は2011年11月19日をもって出荷終了。詳しくはこちら参照)、画素数3倍のD800が207,900円はどう考えても安すぎでしょう!
もっとも、最近のカメラは海外での価格の方が安いのが常識となっているので、今日のレートで計算したからと云ってそれが国内での価格とはならないし、そもそも3,000ドルと噂されていたのがいきなり2,700ドルってのもなんだか「マユツバ」くさい。でも、レシートには確かに2,699.99ドルと書いてある。嘘だと思う方はこちらをご覧くださいな。くどいよだが、書いてあるのは事実だとしても、本物のレシートであると云う保証は、まったく無い。
そうそう、このところSamyangのFish-Eye for M4/3の事ばかり書いていて、D800のほぼ確定だろうと思われる発表日の情報について書くのをすっかり忘れていた。例によってNikon Rumorsによればだが、2月7日に発表との事(see here)。郷秋<Gauche>は1月10日に「2月3日(金)あるいは6日(月)辺りに発表になるのだろうか」と書いたが、USAの7日は日本時間の6日と云う事になる。いずれにせよ、2月9日から始まるCP+の前に発表になるのはまず間違いがないだろうな。
例によって記事本文とは余り関係のない今日の一枚は、新しいNikon(ニコン)のフラッグシップ、D4のカタログの上に乗る30年前のニコンのフラッグシップ、F3P。D4のカタログは、先週の土曜日に新宿のサービスセンターに行った時にもらってきたもの。F3PとD4、どちらも時代のフラッグシップだが、F3Pの価格はいまで云えば2月に発表されるD800と似たようなものだったはず。D4は30年前のフラッグシップ2台分の価格で、遠からず発表されるD4XはD4の更に5割増しの価格となるのは間違いない。
そう考えると、デジタル時代になって普及価格帯のカメラの価格はフィルム時代と比べて大幅に下落したけれど、フラッグシップクラスは3倍以上の価格になったことになる。確かにフィルム代や現像代はかからなくなったけれど、これまた頻繁に買い替えが必要なPCも必需だから、結局は随分高いものになったよな気がする。