選挙年齢が18歳に引き下げられる。
TV番組中の17歳男女のインタビューでは賛否半ばする意見が紹介されていたが、選挙に行くと答えた人は55%で直近の投票率と同程度となっていた。自分の18歳を顧みれば、社会生活(仕事と遊び)に適応するのにいっぱいいっぱいで周りを見る余裕などなかったように思えるが、近年は、幼いうちから諸情報に接しているため、国の行く末等を分析・判断する能力は自分世代とは比べ物にならないものと考えたい。若者の閉塞感・不安感を打破しようとする感性に大いに期待するところであるが、選挙年齢が下がることによって有権者の欲求はますます多様化することが予想される。既存政党は、この多様化する欲求にどこまで魅力ある公約をアピールできるかを問われることとなるだろう。
皮肉な見方をすれば、社会生活未経験であるために、教組の偏向教育に疑問を持つ暇のない世代の選択。社会主義政党は復活の芽が出てきたと感じていることだろう。
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