ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者ゴルフで国際親善

2010年05月26日 00時57分44秒 | 障害者の自立
 視覚障害者ゴルフ国際親善大会(九州視覚障害ゴルファーズ協会主催、読売光と愛の事業団西部支部など後援)が24日、宗像市の福岡国際カントリークラブで開かれた。韓国からの3人を含む22人が参加し、キャディーと協力しながらプレーを楽しんだ。

 視覚障害者のスポーツ参加と国際交流を兼ねて毎年開催。選手はボランティアのキャディーとペアを組み、コースの状況やボールの位置、打つ方向などのアドバイスを受け、ショットやパットを打ち込んだ=写真=。一般からも39人が参加した。



キャディーのアドバイスを受けながらショットに臨む選手(右) 九州視覚障害ゴルファーズ協会では、活動を支えるボランティアを随時募集している。問い合わせは同協会の楠原さん(0949・32・4185)へ。

 主な記録は次の通り。(敬称略)▽全盲の部〈1〉黒木広文(宮崎県日向市)〈2〉山口藤男(福岡市)〈3〉藤野博子(同)▽弱視の部〈1〉野村誠幸(大阪市)〈2〉寺師博行(福岡市)〈3〉チョウェ・キュイル(ソウル市)

(2010年5月25日 読売新聞)

箕面市農業委 障害者事業所に農地貸借 大阪府内で初‎

2010年05月26日 00時55分53秒 | 障害者の自立
 農地の有効利用を促すため、一般企業などの農業への参入規制を緩和した農地法などの改正を受けて、大阪府の箕面市農業委員会は、同市箕面の障害者事業所「ぐりーん&ぐりーん」(中山正道代表)への農地貸借を承認することを決めた。市によると、承認が認められたのは府内で初めてという。

 農地は一度荒れると土の復旧が困難なため、貸借は原則として農家などに限定されてきた。しかし、農家の高齢化などで遊休農地が増えていることから、規制が緩和された。

 同委員会は法改正をふまえ、ノウハウやマンパワーなど、貸借を希望する一般法人や団体に求める基準を定めていた。

 「ぐりーん&ぐりーん」は、約15人のメンバーがハーブや花の苗を栽培、販売する障害者事業所。耕作が困難になった市内の農家から、約700平方メートルの農地を有償で借り受ける。これまでは家庭菜園を利用していたが、今後は農地でより良質なハーブを栽培し、ハーブを使った枕などの商品販売を展開するという。

 市農とみどり政策課は「遊休農地の解消はもとより、貴重な農地の保全、障害者の働く場の創出につながる。今後も条件があえば意欲ある担い手に農地を貸し出したい」としている。

産経関西

視覚障害者に絵画鑑賞の道 県立美術館「遠き道」展 絵を立体化・音声ガイド‎

2010年05月26日 00時54分10秒 | 障害者の自立

 18日から県立博物館・美術館(那覇市おもろまち)で開かれている「遠き道―はて無き精進の道程」展(主催・文化の杜共同企業体、同館)は、国内を代表する現代日本画家の作品69点を紹介するだけではなく、作品の部分をかたどった石こうのレリーフや小型ラジオによる音声ガイドにより、視覚障害者が作品に親しめる工夫がなされている。同館初の試みで、芸術鑑賞のバリアフリーへ向けた期待が寄せられている。6月6日まで。(天久仁)

 一部作品の隣には立体的なレリーフが備えられ、絵の部分を手で触れて感じることができる。音声ガイドを手に鑑賞も可能。坂本藍子さんの作品「影の果て」を例にあげると「横に長い作品の上部に枝があり、9時から3時の方向に伸びている」と絵の内容を具体的に解説している。

 展示会を担当する文化の杜共同企業体企画事業部の謝花佐和子さんは「現代日本画を広く知ってもらうことが目的だが、視覚障害のある人が芸術作品を鑑賞するきっかけになればいい」と期待を寄せる。

 同展は2008年1月に兵庫県明石市立文化博物館を皮切りにスタートし、沖縄で13会場目。同展実行委員会の森賢司代表は「建物のバリアフリーが可能なら、視覚障害者が絵を鑑賞できる工夫が絵画展にあってもいいんじゃないかという発想から始まった」と振り返る。

 12点の石こうのレリーフは国立特別支援教育総合研究所などが作成。実際に絵に触れた視覚障害者の意見を集めて、これまで5回にわたり改良された。作者の主観を排し、自由な発想で絵に触れてほしいという趣旨から、石こうの制作に作者がかかわることを避けたという。

 これまでの会場では、訪れた視覚障害者から「絵を描いたり見たりすることをあきらめていたが、描きたくなった」「この感動は視覚障害者じゃないと味わえない」などの感想が寄せられた。

 「絵を100%伝えることは不可能かもしれないが、このような作品展が開かれることで視覚障害者にとって『絵画』という話題が増える」と効果を話す森会長。今回得られた技術や経験を生かすことで「共生につながる」と強調した。

28・29日ガイドツアー
ボランティアも募集

 「遠き道」展では関連イベントとして、視覚に障害がある人向けのワークショップ・鑑賞ガイドツアーを実施する。日時は28日午後4時から6時、29日正午から午後2時の計2回。

 同イベントに向け、ボランティアを募集している。希望者は事前のオリエンテーション参加が必要。問い合わせは文化の杜共同企業体、電話098(941)8200。

沖縄タイムス

発達障害記録ファイル

2010年05月26日 00時50分42秒 | 障害者の自立
神埼市教委、保護者に配布


神埼市教委が作ったサポートファイル 神埼市教委は、発達障害を持つ子どもの保護者が、子どもの特徴や受けた支援を整理して書き込んで保管できる「きずな~サポートファイル~」を作った。進学や進級で担任が代わった際などに、教諭らに説明しやすくするのが狙い。県内の市町では初の取り組みで、小中学校の特別支援学級に通う児童・生徒の保護者らに無料配布する。

 市によると、学習障害や多動性障害などの発達障害を持つ子どもの保護者は、進級・進学で担任や学校が代わる度に、子どもの行動の特徴や過去に受けた支援の内容について、説明しなければならない。しかし、説明がうまく伝わらず、適切な支援を得られないことに悩む保護者も少なくないという。

 こうした実情を踏まえ、県の特別支援教育モデル地域の指定を受けている神埼市と市教委は昨年、サポートファイルの作成に着手した。ファイルはA4判サイズで、子どものプロフィル、「出来ること・出来ないこと」、これまでの検診内容などを記入した用紙をとじ込んでいく。用紙は、乳幼児期、学齢期、青年・成年期の各段階に分けて書き込む様式にした。一貫した支援を受けやすいように配慮したという。

 ファイルは保護者が保管。進学や就職などの時、相手に提示して情報を共有することで、有効な対応につなげる。また、成長の過程を容易に振り返ることができ、療育手帳や精神障害者保健福祉手帳の交付申請がスムーズにいくことも期待できるという。

 発達障害の子どもの親らでつくる会「夢気球」の代表で、ファイル作りに携わった山内久仁子さん(鳥栖市)は「子どもが適切な教育や支援を受けるために、記録は非常に有効。ぜひ活用してほしい」と話している。

 ファイルの問い合わせは神埼市教委(0952・44・2384)へ。

(2010年5月25日 読売新聞)

障害者が暮らしやすい社会に 地域づくり委初会合‎

2010年05月26日 00時42分13秒 | 障害者の自立
 胆振圏域の「障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会」の初会合が24日、室蘭市の胆振総合振興局で行われた。地域課題を原則公開で検討する。市民ら約30人が傍聴する中、各地域の障害者を取り巻く現状を話し合った。

 委員会は、4月施行の道障がい者条例に基づき設置された。障害者の権利擁護や就労支援、地域づくりなど、条例の思想を実現していく地域の中核機関となる。道内14圏域にそれぞれ配置され、地域づくり推進員、施設関係、学識経験者など10人がメンバー。

 胆振の初会合に、高橋はるみ知事も出席。胆振圏域の地域づくり推進員の松倉一男北海道手をつなぐ育成会長が議長を務め、会議を進めた。委員からは「雇用する側としては施設側の熱意が心強い」「年代によって障害者への支援の在り方も変わるのでは」「施設としてもマンパワーの不足で、ニーズに応えることが難しい」「地域間格差を感じる」などの意見が出され、出席者が共感し合う場面もあった。

 傍聴した50代の男性は「議論を深めて、障害者が最後まで安心して生きられる社会づくりを目指してほしい」と期待を寄せた。

苫小牧民報