ゴエモンのつぶやき

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第4次補正予算案 衆議院予算委員会で可決

2012年02月05日 02時22分47秒 | 障害者の自立
  平成23年度第4次補正予算案(一般会計2兆5344億7200万円を追加し、1兆4226億8300万円を修正減額。今年度一般会計予算総額を107兆5104億6700万円とする案)は3日午前9時20分から開かれた衆議院予算委員会で民主・自民・公明・社民など賛成多数で原案通り可決した。共産党はアフガニスタン支援拠出や南スーダンへの自衛隊派遣費用などが盛り込まれているなどをあげ、反対した。

  補正の主なものは災害対策費(66億8200万円)や生活保護費負担金など(1339億1000万円)義務的経費にかかわるもののほか、中小企業金融関係経費(7413億円)、高齢者医療・子育て・福祉などの関係経費(4938億8000万円)、エコカー普及促進への補助金(2999億6800万円)、食と農林漁業の再生関係費(1574億300万円)、地方交付税交付金(3608億円)などを盛り込んでいる。

  高齢者医療・子育て・福祉などでは妊婦健康診査費用の助成費(181億3700万円)や感染症対策費(616億8500万円)、障害者福祉対策費(152億1800万円)が、エコカー補助金は環境対策と国内市場の活性化を目的に環境性能に優れた新車(登録車・軽自動車)、重量車(トラック・バスなど)の普及・促進を図るもの。

  このほか、世界エイズ・結核・マラリア対策基金への拠出金(192億3300万円)災害や食料・難民対策などの人道支援拠出金(301億9900万円)、アフガニスタン支援拠出金(521億円)、国際原子力機関への拠出金(4億8000万円)、日本・ベトナム経済連携協定に基づく外国人看護師・介護福祉士候補者日本語研修事業拠出金(4億7200万円)、国際平和協力業務として南スーダンに自衛隊を派遣し活動させる費用(143億5400万円)などを盛り込んでいる。(


2012/02/04(土) 17:41

佐賀大センター試験トラブル 難病受験生が心情語る「何のための特別措置」 大学の対応に怒りと涙 /佐賀

2012年02月05日 02時13分37秒 | 障害者の自立
 佐賀大で大学入試センター試験を受けた障害のある難病の受験生が、案内された別教室で放置され、試験開始が1時間以上遅れた問題で、この受験生の女子生徒(18)=佐賀市=が取材に応じた。生徒は当日抱えた不安を吐露し「何のための特別措置だったのか」と大学の対応への怒りを隠さない。母親も「本当に反省しているとは思えない」と大学への不信感を募らせる。【蒔田備憲】

 女子生徒は進行性の難病を抱えて歩行障害があり、腕も肩より上にあげることが難しい。送迎のため駐車場に近い会場▽身体障害者用トイレが近くにあること--などを求め、試験での「特別措置」を認められた。

 1月14日の試験初日、校舎3階と知らされていた教室に向かったところ、案内係の職員に2階にある教室に連れて行かれた。「おかしいな」とは思ったが「大学が配慮してくれたのかもしれない」と指示に従った。

 しかし教室には職員も他の受験生も来ない。本来なら試験が始まる午前9時半、教室で一人、チャイムを聞いた。教師に連絡しようと思ったが「携帯電話を使ったらカンニングかと思われる」と手を出せず「教室の外に出ても不正を疑われる」と動けなかった。「軟禁状態」に置かれ「このまま受験できないんだな」と涙が流れた。

 約10分後、意を決し、教室を出た。近くにいた職員に声をかけ、問題が発覚した。

 不利にならないよう、医師からの診断者なども取り寄せて「特別措置」を申請したのに「それも無意味だった」と生徒は振り返る。

 身体障害者用トイレについても、同じ校舎にはあったものの、エレベーターや階段を使わないとならない1階。会場にいた職員からの案内もなく、時間に余裕がなかったことから結局、障害者用トイレは使えなかった。

 「報道する範囲と思わなかった」として、当初、大学が公表していなかったことについても、生徒は「おかしい」と言う。「何もなかったことにするつもりだったのか、と思うと悔しい」

 生徒は「社会福祉士」になることを目指している。「多くの人に支えてもらってきた。今度は私が支える立場になりたい」という思いからだ。

 母親は「進行性の病気を抱える子供にとって『来年もある』ではすまない。1年後、今の状態を維持している保証はない。限られた時間の中で挑戦していることを理解してほしい」と語気を強めた。

毎日新聞 2012年2月4日 地方版

札幌・マンション2遺体:姉妹孤立死 実態調査に実効性を 障害者団体、道に要求書提出 /北海道

2012年02月05日 02時10分33秒 | 障害者の自立
 札幌市白石区のマンションで知的障害のある妹と、世話していた姉が孤立死した問題で、障害者らで作る「ピープルファースト北海道」(土本秋夫会長、札幌市)は3日、道内各市町村で動きが広がっている知的障害者の生活実態調査に実効性を求める要求書を道に提出した。内容が分かりやすいよう、漢字にかなを振ることなどを求めている。

 高橋はるみ知事は定例記者会見で「障害者の気持ちに沿った形になることは不可欠」と述べ、調査主体の市町村に配慮を働きかける考えを示した。

 提出後、記者会見した原田千代子事務局長は「周りの人が声だけでもかけていれば、姉妹は助かっていた」と指摘し、道に再発防止策も求めた。道は今後、市町村に対して2日始めた支援体制状況調査の結果を見て判断する方針。

毎日新聞 2012年2月4日 地方版

障害者と家族 気兼ねなく温泉楽しんで 旭岳のYH 12組無料招待へ

2012年02月05日 01時59分34秒 | 障害者の自立
 【東川】上川管内東川町の旭岳温泉のユースホステル「大雪山白樺荘」が3月17日、障害者に無料で泊まってもらう「宿泊体験」を行う。支配人の神林泰子さん(38)は夫の知宏さん(44)が3年前に心臓病で障害を抱えてから女手一つで宿を切り盛りするが、夫との暮らしで障害者が外出しづらい現状を実感した。神林さんは「障害者が積極的に外泊するきっかけになれば」と話している。

 宿泊体験は3月17、18日の1泊2日2食付き。抽選で道内の障害者と家族12組(50人ほど)に無料で泊まってもらう。夕食時には交流会を開き、翌日はスノーシューで野山を歩く催しを行う。

 希望者は大雪山白樺荘のホームページから申込用紙をダウンロードし、2月末までに郵送かファクスする。問い合わせは白樺荘(電)0166・97・2246(ファクス97・2247)へ。<北海道新聞2月4日夕刊掲載>

北海道新聞 - (02/04 16:00)

障害者 避難に手引書

2012年02月05日 01時49分11秒 | 障害者の自立
高岡市が作成


準備事項 自ら記入


震災被災地の意見も参考に


 高岡市は、体が不自由な障害者が災害に備えて準備すべきことをまとめた手引書と必要な個人情報を書き込む「避難カード」をつくり、今月から市役所などに置いている。東日本大震災被災地の障害者の意見も採り入れており、「障害者自ら助かる責任を自覚して利用してほしい」と呼びかけている。


 市内の障害者や家族、支援事業者、保健・医療関係者らでつくる「高岡市障がい者自立支援協議会」(会長・鷹西恒富山福祉短大教授)の監修で市がまとめた「障がい者のための災害時避難の手引き」。非常時の持ち物リストや要援護者名簿への登録、避難先経路など、支援を受けやすくするため準備すべきことのマニュアルとなっている。


 避難カードは、自らの障害名やその特徴、ふだん服用する薬剤、障害者手帳や健康保険証の番号、体重や血液型といった身体情報、車いすなどの必要な補装具、希望する支援内容など、周囲の支援者らに知っていてほしい情報を1枚の用紙に記入するようになっている。希望すれば、記入項目の中から必要最小限を抜き出してカード化するサービスも用意する。


 手引と避難カードは、市社会福祉課と、市ふれあい福祉センター敷地内の地域活動支援センター「すまいる」で受け付ける。


 作製にあたり、東日本大震災の被災地支援に出向いたメンバーらが現地の障害者らの意見も聴取。「どんな薬を飲んでいたか正確に覚えていなかったり、ふだんの折り紙やガムなどがないと精神的に落ち着かなかったりすることが多い」といった提言を受け、アイデアを盛り込んだ。


 自ら身体障害者手帳1級を持つ鷹西会長は「あくまで自立支援が目的。障害者は支援を待つばかりでなく、支援者のリスクも考慮して自ら助かるための行動が必要」と話す。


障害者自らが作成する避難カードを持つ鷹西会長(手前)ら=高岡市役所


携帯用「避難カード」の見本

信濃毎日新聞 - 2012年02月04日