知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス(SO)日本・長野夏季地区水泳競技会」が8月18日、茅野市水泳大会と共に開かれることが決まった。SO水泳競技会が一般の水泳大会と共同開催されるのは県内では初めて。障害者スポーツへの理解を深めてもらう狙いもあり、茅野市の柳平千代一市長は「ノーマライゼーションが当たり前の社会をつくる第一歩。支援、協力していきたい」と話している。
中崎政幸・茅野市水泳協会長(46)が明らかにした。同市水泳協会は定期総会で、SO水泳競技会に協力する方針を決定。市の協力も取り付け、諏訪地区水泳連盟総会でも事業計画で了承された。大会の運営方法は現在、検討中という。
会場は、天候に左右されない茅野北部中の屋内25メートルプールを使用。小中学生が参加しやすいよう、これまでの8月下旬から日程を前倒しした。SO日本・長野の水泳コーチで茅野市水泳協会理事の植松美千代さん(51)は「SOアスリートは近県からも参加予定で、50人ほどになりそう」という。中崎会長は「みんなで楽しむ開かれた大会にしたい」と意気込んでいる。当日は、高校まで水泳部だったという柳平市長も泳ぎを披露する予定だ。
SO日本・長野の太田かおりさん(50)は「知的障害のある人たちの自立を目指しているので、茅野市での共同水泳大会に期待している」と話した。
毎日新聞 2013年04月24日 地方版
中崎政幸・茅野市水泳協会長(46)が明らかにした。同市水泳協会は定期総会で、SO水泳競技会に協力する方針を決定。市の協力も取り付け、諏訪地区水泳連盟総会でも事業計画で了承された。大会の運営方法は現在、検討中という。
会場は、天候に左右されない茅野北部中の屋内25メートルプールを使用。小中学生が参加しやすいよう、これまでの8月下旬から日程を前倒しした。SO日本・長野の水泳コーチで茅野市水泳協会理事の植松美千代さん(51)は「SOアスリートは近県からも参加予定で、50人ほどになりそう」という。中崎会長は「みんなで楽しむ開かれた大会にしたい」と意気込んでいる。当日は、高校まで水泳部だったという柳平市長も泳ぎを披露する予定だ。
SO日本・長野の太田かおりさん(50)は「知的障害のある人たちの自立を目指しているので、茅野市での共同水泳大会に期待している」と話した。
毎日新聞 2013年04月24日 地方版