ゴエモンのつぶやき

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古久保さん(龍神村)好成績 県障害者スポーツ大会(フライングディスクの部)

2013年04月27日 01時52分29秒 | 障害者の自立
 第13回和歌山県障害者スポーツ大会(県、県障害者スポーツ協会主催)フライングディスクの部がこのほど、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場であり、田辺市龍神村東の調理師、古久保喜朋さん(58)が距離を競う「ディスタンス競技」で優勝、正確さを競う「アキュラシー競技」で2位になった。

 フライングディスクは直径23・5センチ、重さ100グラムのプラスチック製の円盤を投げる競技。古久保さんはディスタンス競技の肢体障害者男子2組(7人出場)で47・56メートルを投げて優勝。5メートル先にある直径91・5センチの輪の中を10回のうち何回通過するかを競うアキュラシー競技の肢体障害者男子2組(7人出場)で、5回通過させて2位に入った。

 古久保さんは2009年秋からフライングディスクに取り組み始めた。龍神村で週1~2回、競技仲間と練習している。10、11年も同大会に出場し、2大会ともディスタンス競技は優勝、アキュラシー競技も上位に入るなど好成績を収めている。昨年の大会は病気療養のため欠場。ことしは2年ぶりの出場だった。

 古久保さんは5月下旬にある同大会陸上競技の部にも出場する。両競技の成績は、10月に東京都で開催される全国障害者スポーツ大会に出場の選考材料となる。

 古久保さんは「風が強くて競技にはあまり良い条件ではなかったが、結果が出せてうれしい。練習で仲間と親睦を深められるのも楽しみの一つ。一緒にスポーツを楽しみたいという障害者の方を歓迎しています」と話している。

 問い合わせは古久保さん(090・6202・4355)へ。


【県障害者スポーツ大会フライングディスクの部で好成績を収めた古久保喜朋さん】
紀伊民報-(2013年04月26日更新)

発達障害者に「学びの場」 県が施設運営者募る

2013年04月27日 01時46分49秒 | 障害者の自立
 県は二十五日、発達障害があり、高校から大学に相当する年齢の人が集団で人間関係や一般教科などを学ぶ発達支援に特化した施設を開くため、運営者の公募を始めた。県社会福祉総合センター(長野市若里)の一画を有償で貸し出し、来年四月の開所を目指す。県が運営者を公募し、こうした施設を開くのは全国的に珍しいという。

 発達支援の専門的な知見を持つ民間の学校法人やNPO法人などの教育機関が対象。センターの空きスペース五百平方メートルを利用した通所型施設とする。年間の施設使用料約二百万円は、県が条例に基づき全額か半額減免できる。

 県によると、二〇一二年度に学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群などの発達障害と診断された県内の公立高校の生徒は五百七十八人。全生徒数の一・〇九%を占め、増加傾向にある。障害で教員や友人たちとうまく人間関係が築けないなどの問題が出ている。

 小中学校の場合、発達障害の児童・生徒は普通学級で授業を受けるが、校内に特別支援学級もあるため、受け入れ態勢は比較的整っている。これに対し、高校は教員の知識や経験が少なく、支援が手薄な現状がある。

 県はまず、高校と大学に相当する年齢の発達障害の人を対象に、指導者のノウハウを蓄積し、県内の高校で対応事例などを共有する。県次世代サポート課の大月良則課長は「単に県の施設を貸すだけでなく、運営者と連携して県内の発達支援教育の底上げを図る」と話している。

 定員は五十人程度。施設に法律上の定義はなく、高卒や大卒の資格は得られない。五月十五日の説明会などを経て、大学教授ら有識者七人でつくる選定委員会が運営者を決める。


発達障害の支援に特化した施設が入居する予定の県社会福祉総合センター=長野市若里で

中日新聞-2013年4月26日


障害者、休耕地で農業 京丹波の事業所・農家指導受け

2013年04月27日 01時35分07秒 | 障害者の自立
 京都府京丹波町升谷の障害者就労支援施設「むらいちば和知」を運営する事業所「和知のちから」が、同町大倉の休耕農地を使って野菜を栽培している。このほど地元区や府、町と「京都モデルファーム協定」を締結。障害者の働く場を生み出しながら、農地の保全にも貢献している。

 「むらいちば和知」は、2011年11月にオープンし、知的、身体、精神の障害者らが勤務してそばや菓子を販売している。仕事の幅を広げるため、昨夏から地域の畑を借りて大根などを育てた。地域との連携をより深めようと、3月に府の仲介でモデムファーム協定を結び、地元から農業指導を受けることにした。

 現在、協定対象外の農地も含めて休耕農地約50アールを耕している。従業員は約20人。トマトやキュウリ、ナスのほか、万願寺トウガラシなどの京野菜も栽培する。指導する地元農家の桑木康雄さん(71)は、「この辺りは高齢者が多い。若い人が元気いっぱいに畑仕事をしてくれてうれしい」と喜ぶ。

 収穫した農作物は、「むらいちば和知」で販売したり、自社で製造する菓子の材料に使う。石井雄一郎社長は「農業は達成感があり、障害者にも適した仕事。今後も耕作地を増やしていきたい」と意気込む。


タマネギ畑の世話に励む「和知のちから」の従業員(京丹波町大倉)

【京都新聞】 【 2013年04月26日 09時08分 】

手塩にかけ色鮮やか、横浜の障害者施設で花栽培/神奈川

2013年04月27日 01時29分37秒 | 障害者の自立
 障害福祉サービス事業所「共働舎」(横浜市泉区)のガラス温室では、通所する障害者が手塩にかけ育てたマリーゴールド、ペチュニアなどが咲き誇っている。

 年間で約60種約4万鉢を生産。繁忙期は春と秋で、温室では赤土を混ぜての土づくり、種まき、苗の植え付け、鉢植えの花の剪定(せんてい)と忙しい日々が続く。

 事業所ではプランターの貸し出しや直売も手掛ける。担当職員は「花の成長を見ることは、通所者のやりがいになる。地域の人たちとの会話も生まれる」と話す。花のイベントも同所で年3回開催しており、次は5月3日。問い合わせは共働舎電話045(802)9955。


ガラス温室で咲き誇る花々

カナロコ(神奈川新聞)-2013年4月26日

視覚障害者が語り部に 被災3県で行政支援など提言へ

2013年04月27日 01時25分00秒 | 障害者の自立
 日本盲人会連合(竹下義樹会長)、岩手、宮城、福島の被災3県と仙台市の視覚障害者福祉協会は5月から、被災した視覚障害者が自らの経験を語る「語り部プロジェクト」を始める。障害者の立場から震災を語り継ぎ、風化の防止と次世代の防災対策に役立てる。

 視覚障害者団体の代表らが25日、盛岡市の県庁を訪れ、意向を明らかにした。語り部は現在、3県1市で計20人ほど。同連合と同協会が連携し、被災地での活動のほか、要望があれば語り部の派遣も行う予定だ。

 同連合などはこのほか、フリーダイヤル電話相談の設置や過去の災害対応などについて盛り込んだ情報誌の発行、防災に関する研修会の開催も計画している。東日本大震災から2年が経過し行政などの窓口が縮小する中、障害者自身の能動的な行動で社会に働き掛けるのが目的という。


【写真=県に対し、支援の充実を求める視覚障害者団体の代表者ら(右側)】

岩手日報-(2013/04/26)