ゴエモンのつぶやき

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障害者の自立心育む 無農薬野菜工場 福井・越前市に

2013年04月28日 01時02分10秒 | 障害者の自立
 植物工場での収穫作業などを通じて、障害者の自立を支援する県内初の施設「アクアファーム」が越前市瓜生町に完成し、18日に落成式が開かれた。

 環境の変化に影響されやすい障害者にも内部環境が常に一定の工場内は最適な職場で、無農薬野菜の生産を通じて社会貢献し、やりがいにもつながるという。

 同市内で老人ホームを運営する白藤宗徳さん(41)が県の補助金4000万円を活用し、総工費4200万円で建設。精神、知的、身体障害者計10人と、作業指導などをする健常者3人を雇用した。

 工場は鉄骨平屋建て110平方メートルで、外部と隔離されて無菌状態に近いため無農薬で水耕栽培ができる。室温は常に23度に保たれ、暑くならないよう照明には発光ダイオード(LED)を使用。野外で作業している雰囲気を出すため竹林の写真を全面に貼ったり、リラックスできるクラシック音楽を常時流したりして、職場環境にも配慮している。

 まずは比較的栽培しやすいレタス2種類から始め、事業が軌道に乗れば他の野菜も育てていくという。10人は、種まき、収穫、袋詰め、配達などを担当する。

 統合失調症を患う同市豊町、湯川芳恵さん(45)は「作業環境に不安な要素がなく、やってみようと思った。みんなに食べてもらえるよう頑張りたい」と話す。

 式では県や市の関係者が参加し、社長に就任した白藤さんが「10人の障害の程度は様々だが、それぞれのできる範囲で一生懸命取り組むことで、成長していただければ」と期待を込めた。

(2013年4月19日 読売新聞)

視覚障害者にライフジャケット配布

2013年04月28日 00時59分04秒 | 障害者の自立
 中津市視覚障害者協会(村上良典会長)は、障害を持った人が、地震や津波などの災害から身を守れるよう、最新式のライフジャケット50着を購入し、目の不自由な会員らに無料で配布している。村上会長は「災害の際に役立つジャケットのことを多くの人に伝えたい」としている。

 ライフジャケットは2011年3月の東日本大震災で、多くの人が津波に流されたことから、「命を守るために役立てたい」と和歌山県の会社が開発。ウレタンがジャケットの内側に入れてあり、着用すれば水に浮く。落下物などから頭を守るフードや、ウレタン部分を尻に当て、休憩できるような工夫も施してある。1着約5000円。

 昨年、同協会に「目の不自由な人のため使ってほしい」と50万円の寄付があり、使途を検討。震災被災地に何度も足を運んでいる中津市のNPO法人「レスキューサポート九州」の木ノ下勝矢代表に相談し、このジャケットを選んだ。

 木ノ下代表は「ジャケットは赤色で、胸と背中にはハンデがあることを示すステッカーも貼っている。災害時に見かけたら、避難を手助けしてほしい」と願っていた。村上会長は「軽くていい。ジャケットのことを、より多くの障害を持った人たちに伝えていきたい」と話している。

(2013年4月23日 読売新聞)

京の障害者支援施設や音楽団体、ジャンル超え創作発表

2013年04月28日 00時55分15秒 | 障害者の自立
 京都市内の障害者支援施設と音楽団体、雑貨店が27日から、市内で共同の音楽イベントや作品展示を開く。障害や地域、ジャンルなどの枠を超え、創作活動の魅力を伝える。

 イベントを開くのは、障害者支援施設「スウィング」(北区)や、民族楽器の演奏などをする団体「おんらく市場」(左京区)のほか、雑貨店「菊屋雑貨店」(中京区)、同「北白川ちせ」(左京区)。

 第1弾の企画展は菊屋雑貨店で5月6日まで行う。ワニや飛行機などを合わせて描いた「ワニアンコウジェット」や、歯がほとんど無い「ラスト一本が抜けそうなパグ」など、自由な発想と多彩な色で仕上げたスウィング利用者らの作品約30点が並ぶ。

 27日は同雑貨店で、スウィング利用者が来場者の顔をロボット仕立てで描く似顔絵や、おんらく市場のメンバーによるライブペインティング、創作楽器作りなどの催しがある。

 第2弾は北白川ちせで5月18日から31日にかけ、企画展や同様のイベントを行う。同31日には左京区の飲食店「ナチュラルフードビレッジ」で音楽ライブがある。スウィング施設長の木ノ戸昌幸さん(36)は「福祉施設のイベントという先入観を持たず、気軽に訪れてもらいた」と話す。

 問い合わせは木ノ戸さん携帯電話090(8521)4844。


自由な発想で描かれたスウィング利用者らの作品。会場には約30点を展示する(京都市中京区寺町通押小路角・菊屋雑貨店)

京都新聞-【 2013年04月27日 10時48分 】

島原療護センター障害者虐待:被告が控訴 地裁判決「不服」 /長崎

2013年04月28日 00時52分53秒 | 障害者の自立
 島原市礫石原(くれいしばる)町の身体障害者支援施設「島原療護センター」で入所者を虐待したとして、傷害罪に問われた同市有明町、元職員、金子修被告(29)が、懲役1年4月とした長崎地裁判決を不服として福岡高裁に控訴した。

 長崎地裁によると控訴は24日付。弁護側は控訴理由について明らかにしていない。

毎日新聞 2013年04月27日〔長崎版〕

札幌の社会福祉法人がギャラリー開設 障害者が描いた絵画を展示

2013年04月28日 00時50分08秒 | 障害者の自立
 障害者の就労支援事業所などを運営する札幌市内の社会福祉法人「ともに福祉会」は26日、西区発寒14の14にある事業所横に障害者が描いた絵を常設展示する「ともにアートギャラリー」を開設した。障害者のイラストを使用した雑貨品も販売しており、同法人は「障害者の自立や経済力の向上につなげたい」としている。

 ともに福祉会は2002年から施設利用者の創作活動を始め、03年から胆振管内洞爺湖町在住の銅板画家臼井千晶さん(65)の指導を受けてきた。水彩やアクリルなどを使った動物、花、風景画の作品で、臼井さんは「いずれも大胆で、すばらしい色彩感覚。プロがまねできないような表現力がある」と評価する。

 これまで年に1、2回展示会を開いたり、デザインを印刷したポストカードなどを販売。もっと多くの人に作品を見てもらおうとギャラリーを開設した。

 ギャラリーは、事業所横に新築した作業所1階部分の約100平方メートル。利用者が描いた4千点の中から30点を順次展示し、ネコやアスパラの絵をプリントした化粧ポーチ、ペンケースなど16種類の雑貨も販売する。

 池田啓子理事長は「商品のデザイン性と品質を評価し、購入してもらうことで、障害者の自立を後押しするビジネスモデルにしたい」と話している。

 ギャラリーの開館は午前10時~午後4時(土曜は午前9時~正午)、日曜休館。入館無料。問い合わせは同法人(電)011・663・0200へ。

北海道新聞-(04/27 16:00)